＜サイパン＞パンデミックの影響で不動産販売が80％以上減少

COVID-19パンデミックの影響を受けているのは観光産業だけではなく、不動産業界も厳しい状況に陥っていると、CNMIで最も信頼されている老舗不動産会社の社長が語りました。

シャキールズ・リアルティ＆インシュアランス（Shakir’s Realty & Insurance）の社長兼プリンシパル・ブローカーのムスタファ・シャキール氏は、「COVID-19が2020年3月初旬に設定され、観光客向けのフライトが停止されて以来、サイパンの不動産販売は80％以上も急落しています」と述べています。

同氏によると、現在、島々は連邦政府の援助によって存続しているが、事態が好転する前に悪化するだろうと予測しています。「不動産の売り上げや利子が回復するには、少なくとも2年から5年はかかるだろう」と同氏は言いました。

シャキール氏は、サイパンはアメリカ本土やグアムとは異なり、安価な融資が簡単に受けられると説明します。

「サイパンの不動産価格は史上最高水準にありますが、そのほとんどが借り入れによるもので、金利が上昇し始めると市場の調整が迫ってくるため、人々は慎重にならざるを得ません。サイパンでは銀行の貸し出しが制限されており、ほとんどの投資家や事業主は母国や他のソースから資金を調達しているため、それほど影響はないでしょう」と同氏は語りました。

COVID-19は、島のあらゆるビジネス、特にShakir’s Realty & Insuranceのような観光関連のビジネスに確実に影響を与えていると言います。

「私たちが生き残っているのは、リピーターや評判の良さ、そして売り手と買い手がWin-Winになるように交渉する私たちのやり方のおかげです。物件の価格はまだ維持されていて、良い取引ができなかったり、パニックになって売れなかったりしています。全体として、価格は15％から20％程度しか下がっていません。私たちの主要市場であるアジアや世界中でCOVID-19の状況が悪化しているので、時間が経てば変わるでしょう」とシャキール氏は言っています。

シャキールズ・リアルティ＆インシュアランスは、1993年7月20日にシャキールズ・CNMI社の子会社として設立されました。

同社の主な目的は、その期間、地元のお客様や島外の投資家（主に韓国人）に、投資用の土地、商業施設、住宅物件を探すサービスを提供することです。 時が経つにつれ、Shakir’s CNMI Inc.の不動産部門は、韓国、ロシア、中国からの新しい投資家を、会社設立のための弁護士を通した適切な法的指導に結びつける、本格的なワンストップサービスセンターへと発展していきました。

「CNMIへの投資のメリットを伝え、地元の銀行を紹介して資金調達のオプションを提供し、保険サービスを提供し、投資目標を実現するためのガイドをします。これが、他の不動産会社との一番の違いです」とシャキール氏は言います。

シャキール不動産は、初めて家を買う人が予算内で購入できる家や、休暇中に家族と一緒にCNMIでのんびりと過ごすために訪れる各国の別荘購入者にも家を提供しており、その多くがサイパンに恋してサイパンを永住の地としています。また、商業用不動産、賃貸住宅、土地、ホテルなどの販売やリース、住宅や商業用のレンタルも行っています。

「最高の取引を得るためには、経験豊富なライセンスを持った不動産エージェントを味方につけることが非常に重要であり、そのエージェントはお客様のニーズを理解することができます。私たちは27年以上このビジネスを続けていますが、地元の友人や忠実な顧客の継続的なサポートに感謝し、恩義を感じています」とシャキール氏は語りました。

第12条の問題については、シャキール氏は現状維持の立場をとっています。「地元の人々の多くはそう思っているし、私もそれを尊重しています。その代わり、政府はリース期間を55年から75年に延長することを検討すべきです。そうすれば、地域経済の活性化につながり、投資家がCNMIへの投資に自信を持てるようになるでしょう」と同氏は述べています。

シャキールズ・リアルティ・アンド・インシュアランスのオフィスは、COVID-19の影響で2020年3月から閉鎖されていますが、適切なスペースが見つかり次第、ガラパンに移転する予定だそうです。現在は、電話（670）483-8283のほか、FacebookやInstagramなどのソーシャルメディアで、既存および新規のお客様のお問い合わせやご要望に対応しています。

https://www.saipantribune.com/index.php/real-estate-sales-down-more-than-80-since-pandemics-start/