＜サイパン＞知事が「永久化学物質」汚染防止のための法案を承認
ラルフ・DLG・トレス知事は金曜日、「永久化学物質」として知られるPFAS（パーフルオロアルキル）物質のCNMIにおける汚染を制限する上院法案22-40に署名しました。
ジュード・U・ホフシュナイダー上院議長とヴィニー・サブラン上院院内総務が共同提案した法案22-40は、現在、公法22-6となっています。
新法によると、PFASは、衣類、調理器具、食品包装、カーペットや椅子張り、消火用フォーム、電子機器、建築材料など、消費者向け製品や産業用途に幅広く使用されています。
CNMIにおけるPFAS汚染の一般的な原因は、濃縮されたPFASを含む水性フィルム形成フォームであり、消防訓練場、国防総省の施設、空港、その他の火災対応現場で使用されていました。
この法案では、PFAS汚染は」コモンウェルスにとって最大の懸念であるとしています。
P.L.22-6によると、「コモンウェルスの土地、魚、野生動物、生物相、空気、水、地下水、飲料水の供給などの天然資源は、コモンウェルスにとってかけがえのない貴重な資源であり、コモンウェルス政府が国民の利益のために信託しています。コモンウェルスとその市民は、飲料水の供給を地下水に大きく依存しています。コモンウェルスの天然資源と、地下水を含む島々の淡水源の保護は、コモンウェルスの天然資源の管理者であり受託者である連邦政府にとって最大の関心事である」としています。
P.L.22-6はさらに、PFASの規制は「PFASへの曝露による有害な影響から地域社会を守るために必要であり、島の地下水や飲料水に一般的に含まれるPFAS化学物質に対して強制力のある制限値を設定しようとするものである」と付け加えられています。
この新法では、次のPFAS化学物質（パーフルオロオクタンスルホン酸（PFOS）、パーフルオロオクタン酸（PFOA）、パーフルオロノナン酸（PFNA））の各濃度の合計について、PFAS汚染物質の最大レベルを0.00007mg/L（70ng/L；1兆分の70）に制限しています。この最大汚染度は、すべてのコミュニティ水系と非コミュニティ水系に適用されます。
この法律では、Bureau of Environmental and Coastal Quality（環境・沿岸資質局）が最大汚染物質レベルを公布することになっています。
