<サイパン>財務局長「ローカル・スティミュラス・カードは手数料なし」
CNMIの納税者に配布されている地域刺激(給付金)カードについて、財務局のデビッドDLGアタリグ長官は、カードを使用した人から手数料を徴収することはないと述べています。
ソーシャルメディア上では、地域刺激カードの使用後に手数料を請求されたと主張する人が複数いました。
しかしながら、アタリグ氏によると、CNMIのプリペイドカード提携会社とそのCEOに問い合わせたところ、レンタカー会社やホテルなど特定の業者のカードに通常のセキュリティ・ホールドがかけられているだけで、手数料は請求されていないことが確認されたとしています。
また、レストランなどでカードを使って料金を支払う際には、チップが加算されているかどうかを確認するために、カードに保留がかけられている可能性があるといいます。
また、特定の電話会社への請求も報告されており、現在解決中であると同氏は付け加えました。
詳細については、CNMI Department of Finance(stimulus@dof.gov.mp)までお問い合わせください。
その際、書類のアップロードやカード番号の入力を求められますが、これらの情報をもとに、同局は請求内容を調査します。
カードが実際に業者から手数料を請求されたことが証明された場合、財務局は検事総長室と協力して調査を行います。
「必要であれば、これらの請求を納税者に戻すようにします。なぜならば、納税者はコモンウェルスでの通常の買い物に対して手数料を請求されるべきではないからです。[カードは)通常のデビットカードと同じように簡単に使えるはずです」とアタリグ氏は言っています。
同氏はまた、カードはCNMI財務局によって補充されるので、資金を使い切った後も捨てずに保管しておくべきとも述べています。
ローカル・スティミュラス・カードは、28,000人以上のCNMIの納税者に配布されました。
アタリグ氏は、2020年分の確定申告書をまだ提出していないため、ローカル・スティミュラス・カードが発行されていない人がいることを指摘しました。