<グアム>米国疾病予防管理センターがCOVID-19によるグアムの旅行リスク評価を、「高」から「非常に高」にさらに引き下げる
米国疾病予防管理センターは月曜日、グアムにおけるCOVID-19の新規感染者数が1日100人以上、入院患者数が1日35人に達していることから、グアムの旅行リスク評価を「高い」から「非常に高い」にさらに引き下げました。
CDCは、リスク評価が「非常に高い」とされた「これらの渡航先への渡航を避けるよう」アドバイスしています。
「どうしてもこれらの目的地に旅行しなければならない場合は、旅行前に十分な予防接種を受けてください」とCDCはウェブサイトで述べています。
これは、グアム政府観光局がパンデミックの影響で旅行が困難になった韓国、日本、台湾からの観光客を呼び戻そうとしている最中の出来事です。
昨年のグアムへの旅行者は、軍関係者や帰国者、GVBのAir V&V(ワクチン接種と休暇のプログラム)を利用した台湾からの旅行者が中心でした。
CDCの旅行リスク評価は4段階に分かれており、レベル4は「非常に高い」、つまり最悪のランクとなります。グアムはすでにレベル4になっていますが、パンデミックが始まって以来、レベル1や「低」になったことはありませんでした。
CDCがグアムの渡航リスク評価を「中程度」から「高」に格下げしてから、まだ3週間しか経っていません。
伝達性の高いデルタ・バリアントが地域で広がっていることもあり、ここ数週間で感染者数は悪い方向に向かっています。グアムのCOVID-19エリア・リスク・スコアは、数週間前の1未満から39.3に急上昇しました。
CDCの最新のランキングにもかかわらず、グアムは依然として高いCOVID-19の接種率を維持しています。
8月30日現在、12歳以上の推定接種対象者136,293人のうち、約80%にあたる109,102人がすでに完全に接種を受けています。