<サイパン>USGS「パガンの航空カラーコード/噴火警報レベルをオレンジ/ウォッチにアップグレード」
米国地質調査所(USGS)は、2021年9月1日からほとんどの期間、パガン火山から低レベルの噴出物が観測されたことを受けて、木曜日の朝、パガンの航空カラーコード/火山警報レベルをオレンジ/ウォッチにアップグレードしました。
2021年9月1日のほとんどの期間、パガン火山から低レベルの放出が観測されています。放出が一時的に停止した後、今朝の衛星画像では、パガン火山から350海里にわたって継続的な低レベルのガスと灰のプルームが観測され、活動が継続していることを示しています。航空カラーコード/噴火警戒レベルは、引き続き「オレンジ/警戒」となっています。
米国地質調査所(USGS)の火山活動に関する警報レベルのシステムでは、オレンジ/警戒は、火山が噴火の可能性が高まっている(時期は不明)、または噴火が進行しているが、火山灰の放出はないか軽微であるが、危険性は限定的であることを意味しています。
ラルフDLGトレス知事は、CNMI国土安全保障・緊急事態管理局を通じて、船員や一般市民の安全のためにパガン周辺への立ち入りを控えるよう勧告しました。
「パガンの状況については、HSEMのチームを通じて連邦政府のパートナーと調整を続けています。住民やボート利用者には、パガン周辺への立ち入りを避けていただきたいと思います。住民の安全と保護は最優先事項であり、今後もUSGSと緊密に連携して次のステップを進めていきます」とトレス知事は述べています。
パガン山は、地上の物理探査装置では監視されていません。USGSは、衛星画像、遠位物理学的データ、船員からの報告などがあれば、引き続き評価するとしていますが、この火山は地上の観測機器では監視されていないため、活動の事前警告を行うことはできません。
これは発展途上の状況です。HSEMと知事室は、今後も最新情報を提供していきます。
詳細については、以下をご覧ください。
– CNMI Homeland Security and Emergency Management
http://www.cnmihsem.gov.mp
– USGS 北マリアナ諸島担当科学者 (808) 967-8815
http://volcano.wr.usgs.gov/cnmistatus.php
– 衛星情報(ワシントンVAAC
http://www.ssd.noaa.gov/VAAC/washington.html