<サイパン>カジノ委員会が100万ドルを要求

コモンウェルス・カジノ委員会(Commonwealth Casino Commission)は、ラルフDLGトレス(Ralph DLG Torres)知事とサイパン・ノーザンアイランド立法代表団のヴィニー・F・サブラン(Vinnie F. Sablan)議長に、「委員会を存続させるために」100万ドルの充当を承認するよう「助けを求める」ことにしました。

委員会のエドワードC.デレオン・ゲレロ委員長とアンドリュー・ヨム事務局長は、金曜日に知事とサブラン議員に宛てた連名の書簡の中で、インペリアル・パシフィック・インターナショナルが2019年に支払った「利用可能な」100万ドルの独占カジノ年間ライセンス料の配分を謹んで要請しました。

2週間前、財務局長のデヴィッドDLGアタリグ氏は、サイパンのカジノ・ライセンス料徴収のうち、テニアンとロタが配分を得ることができる公法20-10に基づき、2019年の年間ライセンス料からテニアンのために100万ドルが利用可能であることを認定しました。

デレオン・ゲレロ氏とヨム氏は、トレス氏とサブラン氏に対し、「カジノ規制機関の存在を維持することで、コモンウェルスがカジノ産業を継続できるようにするために、今一度、委員会の存続に向けた支援をお願いします」と伝えました。

「ご存知のように、委員会は人件費や運営費を賄うための予算をカジノ委員会規制料基金に大きく依存しています。インペリアル・パシフィック・インターナショナル(CNMI) LLCが2020年の年間規制料を支払わなかったため、委員会は深刻な予算不足に悩まされ続けています。予算不足のため、2021年6月7日に早期解雇通知が発行され、委員会の十分な訓練を受けた既得権のある従業員の60%が失われることになりました。当委員会は、影響を受けた職員に雇用機会を与えてくれた他の政府機関に感謝しています。また、デレオン・ゲレロ氏とヨム氏は、「当委員会は、すべての運営費を最小限に抑えており、今後も可能な限り削減していきます」と述べました。

また、現在のカジノライセンスの独占所有者であるIPI社は、「契約上の義務を果たすことができない」と述べています。

IPI社は、現在の財政的苦境は、コヴィド-19のパンデミックと安全対策の直接的な結果であると述べています。

また、IPI社のライセンスを停止するという委員会の決定に対して、IPI社が高等裁判所で異議を申し立てていることにも言及しています。

デレオン・ゲレロ氏とヨム氏は、「IPI社のカジノ・ライセンス契約およびカジノ賭博法に対する違反行為について、カジノ(ライセンシー)との間で進行中の訴訟を継続するために、委員会がその存在感を維持することが不可欠である」と述べ、CNMIがカジノ産業を復活させ、コモンウェルスの財政回復努力に貢献し続けることができるようにすることが重要であると考えていると述べました。

公法21-38は、現在のカジノライセンスが取り消された場合に、新たなゲーミング・ライセンスを発行する権限を委員会に与えています。

「同委員会は、ゲーミング法の規制執行を継続し、現在のライセンス保有者が控訴する際に、正当な手続きを踏むことができるようにするための資金援助を切実に必要としています」と同委員会関係者は述べています。

「CNMIに支払われるべき金額を回収するために可能な限りの努力をせずに、ライセンシーに対する強制措置を追求した規制機関を閉鎖することは、無謀かつ無責任です」と彼らは付け加えました。

https://mvariety.com/news/casino-commission-seeks-1m/article_d6d645f0-145b-11ec-8ef8-a733d6cda3b5.html

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