<グアム>北朝鮮のミサイル発射について、当面の脅威はないと判断
北朝鮮から発射されたミサイルによるグアムへの脅威はないと発表されました。
国土安全保障アドバイザーのエスター・アギグイ少将は、「入手可能なデータによると、先日の発射がグアムやマリアナ諸島への直接的な脅威となる兆候はありませんでした」と述べています。「私たちのオフィスは、地元、軍、連邦政府のパートナーとともに、この地域を取り巻く出来事を監視し続けます」
グアム国土安全保障局と民間防衛局は、マリアナ地域融合センターや連邦政府、軍のパートナーと協力して、本日、朝鮮民主主義人民共和国の東海岸沖で正体不明の弾丸が発射されたという報告を含め、この地域を取り巻く出来事を監視し続けていると述べています。
ロイター通信の記事によると、北朝鮮が核搭載可能な巡航ミサイルの発射実験を行った数日後に、今日の発射実験を行ったことで、地域の緊張が高まっています。
ロイターの報道によると、北朝鮮は、米国の制裁緩和と引き換えに核および弾道ミサイルの解体を目指す交渉が膠着状態にある中、着実に兵器開発を進めています。2018年にドナルド・トランプ前米大統領と北朝鮮の金正恩委員長の間で始められた交渉は、2019年に失速しました。
韓国の合同参謀本部(JCS)は声明で、「北朝鮮は中央内陸部から東海岸に向けて正体不明の弾道ミサイル2発を発射したが、韓国と米国の情報当局はさらなる情報を得るために詳細な分析を行っている」と伝えました。
ミサイルは497マイル飛行し、最高高度37マイルに達したとJCSは報告しています。