<グアム>COVID Myth Busters: COVID-19ワクチンは私のDNAを変えるのか?
COVID-19に関する科学的な認識を広めるために、Pacific Daily Newsは、米国疾病管理センターの医師、研究者、疫学者、アナリストなどの専門家から提供された情報に基づく週刊特集「COVIDマイス・バスターズ(Myth Busters)」を開始しました。
今週の特集では、次のような疑問を取り上げています。COVID-19ワクチンは、私のDNAを変えてしまいますか?
いいえ。ワクチンは、DNAが存在する細胞の核に入ることはないので、DNAと相互作用することもありません。
現在、米国食品医薬品局で承認されている、あるいは緊急使用許可を受けているワクチンには、ウイルスベクター(ヤンセン/ジョンソン&ジョンソン社製ワクチン)とメッセンジャーRNA(mRNA)(ファイザー/バイオンテック社製Comirnaty、Modernaワクチン)の2種類があります。
CDCによると、どちらの種類も細胞に指示を出し、COVID-19の原因となるウイルスに対する防御策を細胞に学ばせます。
「指示を出す」とはどういう意味ですか?
ウイルスベクター・ワクチンでは、これらの指示は、ベクターと呼ばれる別の無害なウイルスの形で細胞内に入ります。
ベクターは細胞を使って、COVID-19の原因となるウイルスの表面にあるスパイク・タンパクを作ります。
免疫系がスパイク・タンパクを異物と認識すると、感染症と思っていても実際にはそうではないものを撃退するために抗体を作り始めます。このプロセスが終わる頃には、免疫系はCOVID-19に感染することなく、COVID-19からあなたを守る方法を知っているのです。
mRNAワクチンは、ウイルス・ベクターに頼らず、メッセンジャーRNAを使って細胞に指示を出します。
mRNAワクチンの指示は、細胞にスパイク・タンパクを作るようにも指示し、その後、mRNAはすぐに分解されて取り除かれます。新しいスパイク・タンパク質は、ウイルスベクター・ワクチンと同じように免疫反応を引き起こします。
どちらのワクチンも、命令が細胞内に入り込んで相互作用しますが、DNAに直接作用したり変化したりすることはありません。