<サイパン>IPI のCEO「ライセンスの独占権は放棄可能だが、ライセンスを取り消さないでほしい」
インペリアル・パシフィック・インターナショナルはカジノ事業の独占権を放棄しても構わないので、コモンウェルス・カジノ委員会がライセンスを取り消さないことを望んでいます。
IPIの最高経営責任者であるレイN.ユムル氏はインタビューの中で、もしカジノ委員会がライセンスを取り消せば、IPIにはホテルだけが残り、カジノ産業とCNMI政府への年間1500万ドルの義務は「永久になくなる」と話しました。
ユムル氏は、IPIのライセンスを取り消す代わりに、IPIはその条件を修正する意思があると伝えました。彼は、代替案として、ライセンスを他の投資家に開放することを提案している上院法案22-23を挙げました。
S.B.22-23は、少数派であるポールA. マングローニャ議員とエディス・デレオン・ゲレロ議員の共著です。ポールA.マングローニャ氏とエディス・デレオン・ゲレロ氏の両上院議員が共同で提出した法案22-23は、「コモンウェルス・カジノ委員会によって独占的なカジノライセンスが取り消された場合、コモンウェルス宝くじ委員会は2つのカジノライセンスを発行することができる」としています。
しかし、ユムル氏は、S.B.22-23を修正して、『カジノ専用ライセンスが取り消された場合(in the event that exclusive casino license is revoked)』という文言を削除し、事実上、IPIが既存のライセンスの独占権を『同意して放棄する(concur to waive)』ことができるような新しい文言に変更しなければならないと述べています。これにより、IPI社が永久にライセンスを失うことなく、カジノ産業が存続できるようになると言います。
同CEOは、現在、IPIは訴訟に対処しているが、その責任を放棄したくはないと述べています。IPIが行政や議会と代替案を協議している間、カジノ委員会のアンドリュー・ヨム事務局長が提訴を延期してくれることを期待しています。
ユムル氏は、IPIがカジノライセンスの独占権を「放棄」することが、この問題の「友好的な解決」の可能性の一つであると繰り返し述べました。
また、カジノ委員会のラモン・デラクルス氏は、別のインタビューの中で、IPIには「新たな苦情に対しては、以前に提出された他の苦情に対して与えたのと同様の正当な手続きが与えられる」と述べています。