＜サイパン＞TRIPが複雑な状況に直面

MVAマリアナ諸島観光局の観光再開プログラム（TRIP）は、今後数ヶ月の間に観光客が殺到することが予想されますが、ハイブリッド検疫施設に十分な部屋がないことから、問題に直面しています。

MVAの理事でTRIP韓国の会長であるアイヴァン・キズズ氏によると、9月30日の時点で40件以上のTRIPの予約がキャンセルされています。これは、到着したトラベル・バブルの観光客が最初に滞在するCNMI唯一のハイブリッド検疫施設であるケンジントン・ホテル・サイパンに部屋がなかったためです。

キズズ氏は、ハイブリッド検疫施設に十分なスペースがあれば、CNMIは10月から12月31日までに8,000人以上のTRIP参加者を受け入れることができたと述べました。

「この結果を受けて、数に対応するためにはハイブリッド検疫所の拡張をじっくり検討する必要がある」と彼は言います。

現在、CNMIでは年末までに合計7,794人のTRIP参加者にサービスを提供することを見込んでいます。

幸いなことに、2つのホテルがハイブリッド検疫施設としての提案書を提出しているか、提案書の提出に関心を示しているが、どのホテルが提案書を提出したかについては、現在のところMVAはまだ公表していません。

今回の提案により、CNMIのハイブリッド検疫施設は、最大で140室の拡大が期待できると、同氏は述べています。

韓国では、CNMIが唯一の市場性のある旅行先として、また最も安全な旅行先として人気が高まっているため、予約数は日々増え続けており、航空会社も需要に応じてサイパンへのデイリーフライトを増やす提案を始めています。

マリアナ諸島観光局のプリシラ・イアコポ局長によると、韓国で最も人気のある航空会社であるエアプサンとエアソウルの2社がMVAに接触し、サイパン-韓国トラベル・バブル・プログラムに参加したいと申し出てきたとのことです。

イアコポ局長によると、この2つの航空会社は早ければ10月にもCNMIへの初便を出すことを検討していると言います。

プログラム開始から年末までに、CNMIでは7,899人の乗客がプログラムに参加しているか、予約しています。

https://www.saipantribune.com/index.php/trip-faces-complication/