＜サイパン＞モービルがガソリン価格を7セント値上げ
MOBILオイル・マリアナスは火曜日、燃料価格を7セント値上げしました。シェルもこれに追随する見込みです。
モービルのレギュラーガソリン価格は1ガロン4.85ドルから4.92ドルに、プレミアムガソリン価格は1ガロン5.30ドルから5.37ドルに、ディーゼルは1ガロン5.11ドルから5.18ドルにそれぞれ値上げされました。
地域清掃ボランティアのマックス・アグオン氏は、1年間毎月100ドルのガソリンを提供してくれたモービルのエド・フローレス氏にとても感謝していると語りました。
アグオン氏は、平日も島中のゴミを拾っています。火曜日にはトラックでマッピに行き、そこでゴミを拾ってから、定期的にメンテナンスを行っているシュガー・ドックに向かったといいます。
彼は、ボランティア活動のために多くのガソリンを使用しているので、ビジネスコミュニティのメンバーが提供してくれる支援にとても感謝していると話しています。
火曜日のニューヨーク・タイムズ紙は、「アメリカ人は1年前に比べて、1ガロンのガソリンに1ドル多く費やしている。天然ガスの価格は同時期に150％以上も高騰し、この冬の食料品、化学製品、プラスチック製品、暖房器具の価格を引き上げる恐れがある」と伝えました。
NYTによると、「ここ数ヶ月で石油、天然ガス、石炭のコストが急激に上昇し、世界中でエネルギーシステムが突然危機に瀕している。中国やイギリスなどでは、燃料不足とパニック的な買い占めにより、停電や給油所の長蛇の列が発生している」としています。
NYT紙は次のように伝えています。「米国の状況はそれほど悲惨ではないが、原油やガソリンの価格は十分に高く、バイデン大統領は外国の生産者に供給を増やすよう呼びかけている。彼は同時に、化石燃料から再生可能エネルギーや電気自動車に移行することで、気候変動に対処するよう議会に働きかけているのだ」
