＜サイパン＞知事がマングローニャ上院議員に質問「あなたの解決策は何ですか？」
ラルフDLGトレス知事は、ポールA.マングローニャ上院議員が、連邦裁判所が定めたNMI和解基金への支払いを遵守しようとする中で、CNMIが来年直面するかもしれない予算危機に対する「解決策」を持っているかどうかを知りたがっています。
トレス知事は、退職者が年金を受け取れるようにすることが、イノス-ホフシュナイダー政権と第18議会が2014年にサイパンでのカジノ賭博を合法化することを決めた理由だと語りました。当時トレス知事は上院議長でした。
「私たちがこの業界を引き受けると決めたとき、それが理由でした。退職者に財源を提供するためでした」と知事は語りました。
2017年、NMI和解基金管財人は連邦裁判所に、CNMI政府が「毎週100万ドルの支払いを行うことができたのは、2016年と2017年に徴収されたカジノ法人所得税（Gross Revenue Taxes）…が増加したことが一因である。カジノGRTは、政府の主要な収入源に発展した」と伝えました。
トレス知事は、金曜日に、インペリアル・パシフィック・インターナショナル社の独占カジノライセンスが取り消される可能性がある中で、和解基金への年間最低支払額4,000万ドルの代替財源に関するマングローニャ上院議員のコメントについて質問され、同上院議員がサイパンのカジノ合法化法案に反対していたことを指摘しました。
トレス知事はまた、マングローニャ議員の懸念は、常に政権と多くの議員の懸念であったことを繰り返し述べました。
さらにトレス知事は、政府はカジノ産業に代わるものを探し続けていると付け加えました。
「私たちは、『この業界以外で、退職者に給料を支払うことができる別の業界を考えてほしい』と言い続けてきました」
「この産業が成功すれば、退職者の年金を支払うことができると期待してゲーム法案を可決し、ここ数年は退職者に支払っていました。ポール上院議員への質問は、ゲーミング委員会がIPIのゲーミングライセンスを打ち切ろうとしている今、ポール上院議員はどのような解決策をとるのかということです」
IPI社は、元取引先や従業員が連邦裁判所や地方裁判所に提出した複数の訴訟と、コモンウェルス・カジノ委員会が提出した少なくとも4つの苦情に直面しています。
IPIのカジノは、世界的なコヴィド-19パンデミックの発生を受けて、2020年3月から閉鎖されています。
