＜サイパン＞新しくなった「グロット」がオープン
数ヶ月にわたる改修工事を経て、火曜日にグロットが正式にリニューアルオープンしました。
国内外のダイビング愛好家に人気のあるこのグロット＝洞窟の再生は、知事の経済諮問委員会、公有地局、ゾーニングオフィス、国土天然資源局-公園・レクリエーション部門、環境・沿岸品質局、沿岸資源管理、タシ・アンド・アリイ、ロコ＆タコス・レストラン、ダイブ・ウィッシュ、インターナショナル・ローラースケート・サイパン、サイパン・アドベンチャー、ビボン・コーポレーションの協力により実現しました。
また、ダイビングのパイオニアであるキャプテン・ビセンテ・マングローニャ・コンセプシオン氏のご家族も出席しました。
コンセプシオン氏は、CNMI初の公認ダイビング・インストラクターであり、地元で初めてダイビングショップを経営した人物です。
この記念碑は、2008年のコンセプシオン氏の誕生日に、当時のベニグノR.フィッティエル知事が署名した公法15-101に基づいて建てられました。
ラルフDLGトレス知事とアーノルドI.パラシオス副知事は、火曜日のグロットでの挨拶の中で、プロジェクト・パートナーの皆様のご尽力に感謝の意を表し、この場所が世界で最も人気のあるダイビングスポットのひとつであり、地元の観光産業に欠かせないものであることを指摘しました。
マリアナ諸島観光局のマネージング・ディレクター、プリシラM.イアコポ氏は、「グロットは数々の国際的な賞を受賞しており、スキンダイバー誌では、世界でナンバーワンの洞窟ダイビングとして紹介されたこともあります。実際、グロットはマリアナ諸島で最も人気のあるスポットのひとつで、何十万人もの観光客が訪れています」と述べています。
彼女はさらに、「グロットは長年にわたり、地元の人にも観光客にも人気のスポットでした。多くの人がここで泳ぎ、100段以上の階段を下りて、戻ってくるのに耐えてきました。何人かはさらに進んで、この美しい海に潜り、タンクを背負って歩いて戻ってきました」と付け加えました。
イアコポ氏は、グロットはマリアナ諸島のユニークな自然の宝石であり、今日では以前よりも美しく、安全にアクセスできるようになっていると語っています。
今回の改修工事では、階段や手すりの修理、トイレの清掃、パビリオンや駐車場の塗装、新しいランドマークサインの建設、座席や車椅子用のスロープを備えた新しい展望台の設置などが行われました。
イアコポ氏は、MVAの理事会、経営陣、スタッフが、過去1年間に渡ってグロットのリノベーションの役割を果たせたことを嬉しく思っていると語りました。
彼女はまた、この場所をリフレッシュするために協力してくれた団体や企業にも感謝の意を表しました。
「皆さんの時間、努力、そして貢献のおかげで、グロットはこれまで以上に素晴らしいものになりました。ビジター業界のパートナーを代表して、私たちMVAは、人気スポットの再活性化のために皆さんがしてくださったことに感謝しています」と同局長は述べています。
また彼女は、ダイビングのパイオニアである故ビセンテM.コンセプシオン氏のご家族にも感謝の意を表しました。
「彼は多くの政府機関の捜索救助活動を支援し、空気タンクの補充や機材の使用を無料で提供していました。彼は海の守護者として知られ、その心は海のように大きかった….。もし彼が今も私たちと一緒にいたら、熱心なダイバーとしての愛情と知識を伝え続けてくれるだろうと思います」とイアコポ局長は付け加えました。
「グロットを再び訪れる機会を心待ちにしていた皆様、今こそ思い出を増やしましょう。MVAは、地域の皆様に新しくなったグロットを訪れていただき、また、サイトの清潔さと美しさを維持するために自分の役割を果たしていただきたいと考えています」
イアコポ氏によると、このエリアはGCEA Public Private Partnershipプログラムによって維持されるとのことです。
再開式典には、Office of Grants Management and State Clearinghouse、Department of Corrections-Community Outreach Program、その他の機関や議員の方々も出席されました。
