<グアム>「すべてを失った」11人の家族が火災で家を失う
水曜日の午後、11人の家族が住んでいた木とトタンの建物が全焼し、家を失ってしまいました。
バリガダ・ハイツのノースサバナ通りにある住宅を訪れたバリガダ市長のジューン・ブラス氏は、「彼らはすべてを失った」と語りました。
グアム消防局は、午後12時36分にゴミの火災が発生したという911番通報を受けました。
午後12時39分に2回目の通報があり、他にも構造物の火災を知らせる通報があったと、GFDの広報担当者であるチェリカ・ルー・シャルガラフ氏は語っています。
午後12時45分に到着した消防隊員は、木とトタンでできた建物が完全に炎に包まれているのを発見したとしています。
ブラス市長とジェシー・バウティスタ副市長が家族を訪問しました。彼らの事務所では、家族のために衣類などの寄付を受け付けていました。
「彼らの持ち物はすべて火事で燃えてしまいました。何も残っていません」とブラス氏は述べました。「必要なものを手に入れて助けようと、できる限りのことをしています」
市長によると、この家族は1年以上前からこの家を借りていたそうです。
アメリカ赤十字社グアム支部のチタ・ブレイズ支部長によると、水曜日にはボランティアが現場で被害状況を確認していました。ブレイズ氏によると、赤十字社は一家に金銭的な援助や基本的な生活用品を提供する予定です。
家族には、3歳の女の子2人と、10代の女性や若い男性が数人含まれています。
ブレイズ氏は、「住民の皆さんには、この家族が必要としているものを支援していただくようお願いします」と述べています。
火事の原因はまだわかっていないとシャルガラフ氏は言っています。家の中には家族が一人いたそうですが、怪我人はいなかったとのことです。