＜グアム＞96Mドルを投じたチャイルドケアの拡大を2022年に開始
ルー・レオン・ゲレロ知事は、公衆衛生・社会サービス省内に、地域で利用可能な幼児ケアの重要な構築を監督する新しい部門を設立しました。
レオン・ゲレロ知事は、「Division of Children’s Wellness（子どもの健康部門）」を設立した新しい行政命令の中で、既存のチャイルドケア・センターのキャパシティが地域社会のニーズの6％しか満たしていないことを明らかにしました。
「この部門を設立することで、私たちは島の緊急のニーズに対応し、連邦政府の資金を私たちのコミュニティに提供することを約束します」
この新部門には、COVID-19の救済策として政府に提供された9,600万ドルに上る多額の予算が割り当てられます。
EOによると、「グアムのチャイルドケア・プログラムを改善し、保護し、維持するための数百万ドルの連邦補助金を管理するための包括的な計画を早急に策定する必要がある」としています。
「この包括的な計画は、より多くの家族が仕事に復帰し、高等教育を受け、有給休暇を取るためのトレーニングを受けられるように、保育資格を拡大し、保育の供給を増やすことを重視しています」
新たに設立された部門とその傘下の関連局は、2022年1月1日までに、補助金を利用した拡大プログラムや計画を「立ち上げ、管理」することになっています。
「私たちはとても準備が整っている」
DPHSSのテリー・アグオン副局長は、グアム・デイリー・ポスト紙に対し、「準備を整えるには妥当な期間だ」と述べ、同局ではすでに、期間限定のポジションに就く可能性のある候補者と連絡を取り始めていることを明かしました。
「幼児教育に精通していて、しかも一時的なものを求めている人がかなりいます」と同氏は、現在進行中の採用活動について語っています。「これは素晴らしい経験です。彼らの履歴書に加えることができますし、貢献できることがあるので、お互いにメリットがあります。しかし、私たちはすでにポジションの検討を始めていて、それらを分解しています。この部門を設立すること自体が大きなステップですが、私たちはこれに向けて前進する準備ができています」
人件費にいくらかかるか、直接の助成金にいくらかかるかなどの具体的な内容は、今週末にスタッフから説明があるとのことです。
また、この命令では、管理局が策定する新しい報酬方針として、DPHSSと青少年局の職員のうち「児童福祉サービスを主な業務とする者」に、差額や割増賃金などの経済的なインセンティブを与えることが求められています。
ファミリー・ネットワーク
現在の政府プログラムでは、新たに資格を得た親に助成金を提供することや、自宅や祖父母などの信頼できる人が提供する保育への助成には焦点が当てられていないと、この命令は述べています。
EOは、「グアムの住民の多くは “大家族 “のネットワークに属しており、安定した保育を提供するために親族を利用することは一般的なことです」と述べています。「家庭内保育者や親族保育者を増やすための申請手続きの合理化・簡略化は、有効な保育の代替手段として不可欠です。より多くの家族が、認可免除の保育者資格を取得し、チャイルドケア・ブロック・グラントの補助金を受け取ることができるようになれば、グアムの保育供給は拡大し、強化されるでしょう」
行政命令では、新部門に以下の任務を課しています。
– より多くの家庭が育児支援を受けることができるように、所得に応じた資格要件などを拡大すること。
– 既存のチャイルドケア市場を支援するための「迅速な資金投入」のための運営計画の策定。
– 積極的にサブグラントを発行したり、設立された保育業者と契約を結び、資金援助を行う。
– グアム教育省のような他の機関と協力し、彼らの努力を「島全体のチャイルドケアプログラムを維持するための全体計画」に組み込むこと。
