<サイパン>モービル;ガソリン価格を11セント、ディーゼル価格を10セント引き下げ
先月3回にわたる燃料価格の値上げの後、モービル・オイル・マリアナス(Mobil Oil Marianas)は月曜日の午後、ガソリン価格を11セント、ディーゼル価格を10セント値下げしました。シェルもこれに追随する見込みです。
モービルのレギュラーガソリン価格は5.17ドルから5.06ドルに、プレミアムは5.62ドルから5.51ドルに、ディーゼルは5.43ドルから5.33ドルにそれぞれ値下げされました。
テニアンのレギュラーガソリン価格は6.99ドル、ディーゼル価格は7.14ドルのままです。
バラエティ紙によると、テニアンのモービルは、燃料を別の供給元からテニアンに輸送しているため、サイパンの燃料価格に追従していないとのことです。また、輸送費とテニアン港での燃料タンカーのドッキング作業費が1ガロンあたりの燃料価格に加算されています。
青少年サービス課のシルビオ・アダ保護観察官は、「節約になるので、価格の引き下げに感謝している」と話しています。アダ氏は、政府で働いているにもかかわらず、自分で車を運転し、仕事で島に行くときもガソリン代は自分で使うと言います。
彼はV6のトヨタ・タコマ・トラックを運転し、カグマンに住んでいます。彼の平均的なガソリン消費量は週に約70ドルです。
「スーペリア・コートでの審問や、キャピタル・ヒルの仕事場に行くときは、いつもガソリン代を自腹で払っています」とアダ氏は言っています。「だからこそ、燃料価格が下がるたびにいつも感謝しています」
ロイター通信によると、月曜日に原油価格が下落しました。「供給量の増加が見込まれる一方で、エネルギーコストの上昇やコビッド19事件の増加も需要を圧迫していると見られています」
ロイターは、「原油市場は、ドル高や、ジョー・バイデン大統領の政権が価格を下げるために米国の戦略石油備蓄から原油を放出するのではないかという憶測に見舞われ、ここ3週間下落している」と報じています。
ロイターは、商品アナリストのBjarne Schieldrop氏のコメントを引用し、「米国の戦略石油備蓄から石油が放出される可能性は、価格下落の原因の多くを占めている。現在の原油価格の低迷の理由は、コヴィド-19の感染率の上昇と、それに伴うロックダウンや規制による世界の石油需要への懸念である可能性が高い」と述べています。