＜サイパン＞裁判所、IPIの元契約者への500万ドル以上の放出を承認
北マリアナ連邦地方裁判所のラモーナV.マングローニャ判事は、パシフィック・リム・ランド・デベロップメント社がメリルリンチ・ピアース・フェナー・アンド・スミス社に預けている米国短期国債の投資ポートフォリオにある559万ドルの授与要請を認めました。
金曜日、マングローニャ判事は、サイパンのカジノ投資家であるインペリアル・パシフィック・インターナショナル社との契約違反訴訟で勝訴したパシフィック・リム社に対し、525万ドルの即時放出を命じました。
IPIは控訴していましたが、米国第9巡回区控訴裁判所は、連邦地裁の判決を支持しました。
メリルリンチ社の口座に残っている金額については、マングローニャ判事は「トンプソン法律事務所LLCの信託口座にリリースされ、判決の支払いが遅れたことによる費用、手数料、利息、および/または損害賠償に関する裁判所のさらなる命令があるまで、かかる口座に留まるものとする」と述べました。
また、同判事は、原告であるパシフィック・リム社に対し、判決後の費用、手数料、利息についての権利を詳細に記載した嘆願書を11月26日（金）までに提出するよう命じました。
同法廷はまた、12月10日午前11時より、この件に関するヒアリングを行う予定です。
パシフィック・リム社の代理人は、コリン・トンプソン弁護士です。
2020年4月27日、マングローニャ判事は、IPI社に対する契約違反および約束手形違反の訴訟において、パシフィック・リム社に有利な判決を下しました。
2020年5月2日、連邦裁判所はパシフィック・リム社に有利な修正民事判決を下し、元金と弁護士費用を含む680万ドルの判決を下しました。
昨年、判事は投資家であるパシフィック・インターナショナル・プロパティ・マネジメントLLC（PIPM）に対し、「パシフィック・リムが控訴で勝訴した場合に、判決の停止と支払いを確保する目的で、裁判所の絶対的な裁量の範囲内で[559万ドル]を置くこと」を許可しました。
パシフィック・リム社とIPI社が裁判所に提出した規定によると、PIPM社はIPI社に所有されておらず、PIPM社はIPI社を所有していません。PIPMは、IPIとは別の独立した事業体です。しかし、PIPMは、担保として、また社債に代わるものとして、自らの資金を担保投入することに合意しました。
この資金は、「（IPI社の）控訴が棄却された場合、あるいは判決が支持された場合、手数料、費用、利息、遅延損害金を含む判決を満たすために全額利用できるものとする」としています。
