<グアム>裁判官が動物虐待事件の訴訟却下を否定
昨年、ハーモンで起きた野良犬射殺事件に関連して逮捕された男の裁判は続行されています。
ジェシー・プ・ヴィラゴメズ・ジュニア被告は、検察が正当な理由を欠いているとして、訴訟の却下を要請していました。
ビラゴメスJr.被告は、ダイメイオンヌ・カレオ・グリア被告と共に、2020年11月に携帯電話のビデオで撮影された事件の後、動物虐待の罪で起訴されました。
裁判資料によると、ヴィラゴメスJr.被告は携帯電話を持ち、グリア被告が高出力のペレットライフルを鶏に向けた後、グリア被告が野良犬に向けて銃を撃つところを録画していました。
ヴィラゴメスJr.被告は、ビデオを録画した行為がグリア氏による動物虐待を助長するものではないと主張し、虐待を止めなかったこと自体は犯罪ではないとしています。
裁判長のアルベルト・ラモレナ判事は、この事件の結果は陪審員の判断に委ねられるべきであるとして、不起訴要請を却下しました。
グリア被告は以前、グアム・デイリー・ポスト紙に、犬がよくゴミを散らかしていたので、戻ってこないように追い払おうとしただけだと語っていました。グリア被告は、両親とともに、グアム・デイリー・ポスト紙に「犬を傷つけるつもりはなかった」と謝罪しています。