＜サイパン＞プライス・ショイター被告への恩赦は現時点ではなし
現時点では、ラルフDLGトレス知事はプライス・ショイター被告に恩赦を与えないと、ケイシャ・ブレーズ検事総長補佐が木曜日の午後、連邦裁判所で語りました。
ブレーズ氏は、11月1日に行われたショイター被告の医療予約と、手術のスケジュールについても法廷で報告しました。
ショイター被告は74歳のチューク出身者で、2016年に7歳の少女を性的に虐待した罪で10年の実刑判決を受けました。彼は十分な医療を受けられなかったとして、矯正局とその元・現役職員を連邦裁判所に提訴しています。
2021年2月、ショイター被告の条件付き赦免申請を知事が承認することを条件に、すべての当事者が和解合意書に署名しました。
2021年7月、CNMI仮釈放委員会は、ショイター被告の寛解を勧告しました。
先月、ショイター被告は、国選弁護人のマイケル・ドッツ氏を通じて、連邦裁判所に期限の設定と状況確認の開催を求めていました。
ドッツ氏は、「知事が条件付きの寛解を認めなかった場合、和解契約の第4.1.3項に基づき、和解は『無効』となり、本件は裁判に向けて軌道に戻されることになる」と裁判所に伝えました。
木曜日、北マリアナ連邦地方裁判所のラモナV.マングローニャ判事は、当事者の弁護士が会って協議し、新たなスケジューリング・オーダーを検討するよう勧告しました。
そして、2022年1月6日午後1時30分から和解会議を開催することにしました。
同判事は、規定されたスケジューリング・オーダー案を2021年12月10日までに当事者が提出しなければならないと伝えました。
