＜サイパン＞下院委員会、知事に召喚状を発行
下院司法・行政運営委員会は12月10日（金）、ラルフDLGトレス知事に召喚状を発行しました。
召喚状は、12月10日（金）午前10時30分に下院議員会館で委員会に出頭するよう知事に「命令」しています。
委員長のセリーナ・ババウタ議員は、バラエティ紙へのメールで、下院委員会は「トレス知事がJGOの調査に関してメディアに何度かコメントしたことを評価する」と述べています。
「彼は自身の名誉を明らかにするためにこの時を待っていたので、我々は彼の証言を楽しみにしています。 委員会は、トレス知事が宣誓のもとに我々の質問に答える時間を作ってくれることを期待しています」とババウタ氏は述べています。
召喚状によると、知事は以下の項目「およびその他の関連事項」について質問されます。
– CNMI政府を代表して行われたファースト/プレミアムクラスの旅行。
– 2015年から現在までに行われた旅行での支出、日当、俸給、払い戻しの正当性（ラルフDLGトレス知事とファーストレディーのダイアン・テューデラ・トレス夫人が請求した食事、接待、ギフトの払い戻しを含むが、これに限定されない）。
– トレス知事および／またはトレス夫人が購入または請求した機器や商品を含む（ただし、これらに限定されない）、知事室の財産／在庫管理の方針、手順、および慣行。
– トレス知事およびトレス夫人の利益のための個人的な警備のための公安局職員の利用、および連邦補助金を含む他の政府職員および資源の利用。
– 知事室、トレス知事およびトレス夫人の利益のために締結された契約および契約関係（人事、コンサルティング、法的代理権に関する契約を含むがこれに限定されない）。
– トレス知事およびトレス夫人の利益のために行われた公共料金の支払いおよび使用。
– CNMI政府の支出および資源に関わる連邦政府の調査。
知事は、「さらに、その場で宣誓して証言し、下院を代表して行われるすべての合法的な問い合わせや質問に対して、合法的かつ正直な回答をするよう命じられている」。
「選択した弁護士を同伴することができます」と召喚状には書かれています。「手続を行う委員会のメンバーが明示的に退出するまで、あなたは出席し続けなければならない。この召喚状に従わない場合、1 CMC §1306および1 CMC §1307に従い、侮辱罪の対象となる可能性があり、法律で規定された民事執行訴訟が行われます」
下院JGOはまた、DPS公共安全局のロバートA.ゲレロ局長を召喚し、12月7日午前10時30分に下院議場でパネルに出頭するよう命じました。
同委員会は、知事、ファーストレディ、その親族や友人の船旅に関する記録、経費、出張許可書、出張伝票、経費精算依頼書、ボートマニフェスト、フロートプランなど、DPSのボート安全ポリシー、手続き、運営について質問するとしています。
背景
2021年6月11日、下院は、前議会でティナ・サブラン議員が提出した報告書に基づき、知事の公費支出に関する調査を再開することを発表しました。
2020年6月12日、当時の下院少数派は、知事のファーストクラスでの出張、公務代理、経費精算、公務保安、住居費、光熱費などの記録を数千ページにわたって公開しました。
これらの記録は、財務局へのオープン・ガバメント法による要請を通じて入手したものです。
