＜サイパン＞弾劾賛成派と反対派が平和的なデモを実施
一部の人たちによってしばしば激しいレトリックが使われたにもかかわらず、知事弾劾に賛成する人も反対する人も、水曜日の朝、立法府の外で平和的なデモを行いました。
その後、2018年の選挙で歴史的な地滑り的勝利を収めたCNMIの最年少知事である共和党のラルフ・トレス氏が、下院によって弾劾される2人目の首長となったのです。裁判を開いた上で9人の議員のうち6人が有罪に投票すれば、同氏は罷免されます。
消防署付近では、NMI民主党と、アーノルドI.パラシオス副知事とデビッドM.アパタン・サイパン市長の無所属知事コンビの支持者がキャノピーを設置し、知事の弾劾への支持を表明しました。
より多くの知事支持者のキャノピーは、管理棟の近くにありました。
両陣営とも、午前10時から午後5時ごろまで開かれる下院の会期の少なくとも2時間前には、その場所にいました。
警察官も十数人いましたが、終始、弾劾派と反弾劾派は互いに礼儀正しく接していました。時折、スローガンを唱えたり、拍手を送ったりしていたが、特に不都合なことは起こりませんでした。
「ビバ・ガバナー・トーレス！私たちは誇り高く、私たちの知事を愛しています！」と共和党のキャンディス・セリス会長代理は語りました。
カロリニアン事務局エグゼクティブ・アシスタントのジョン・タガブエル氏は、島民の大多数が「我々の味方」と言いました。
さらに、「私たちは人々を招待し、知事への支持を示しました。私たちは知事を支持しています。彼は良いことをしているのだから、なぜ彼を変えるのか？前へ進みましょう」
第4分区のシド・カニさんは、「コビッド19の大流行の中、知事は人々を助けてきた。それなのに、なぜ議員たちは自分の義務を優先する代わりに知事を弾劾するのか？」と言います。
知事は、窃盗、汚職、職務怠慢の重罪の疑惑に直面している。彼はその容疑を否定しています。
サイレント・マジョリティー（無言の多数派）
弾劾派のブロガーであるファビアン・インダレシオ（Fabian Indalecio）氏は、議員たちが偏った判断をせず、公正であることを望むと述べました。彼は、政治的忠誠心を捨て去ることを望んでいます。「これは共和党や民主党の問題ではありません。これは、恐怖と沈黙の中にいる私たちの人々についてです」
国民は「知事に不利な証拠の提示を聞き、目撃し、サイレントマジョリティーは知事が汚職で有罪であると信じている」と彼は述べています。
共和党の下院議員は、「トレス知事ではなく、島民に仕えると約束した」ことを忘れてはいけないと彼は言いました。
「もし、あなたが仕える人々ではなく、汚職知事を守るという考え方を持っているならば、あなたは汚職を容認しているのと同罪であり、公僕としてこの議場に居場所はないのです。知事を追い出す必要がある」と彼は付け加えました。
第3区のフローレンス・サブランさんは、議員たちに「子どもたちに良い手本を示してほしい」と訴えました。
もし、私たちが指導者たちにこうした非倫理的な行動を許し続け、それに対して声を上げず、何もなかったようにするなら、こうした例は私たちの子供や孫に何を教えるのでしょうか？それは、このようなことを続けてもいいのだということ、そしてそれが現在、そして未来の規範になったということです。
彼女は、「将来の世代のために清潔で誠実な政府を望むなら、こうした腐敗した行為に歯止めをかけるのは私たち次第だ」と述べました。
ジョセフM.メンディオラ氏は、インペリアル・パシフィック・インターナショナルに一時帰休させられたが、パンデミック失業援助を受けたので、「弾劾には反対だ」と言います。しかし、メンディオラ氏は、「誰もが割増賃金に値するので、一部の人だけではなく、全員に分配されなければならない」とも言いました。
知事の支持者であるグレース・ピトゥ・サブラン-バイアガエ氏は、議員たちに、自分の隣にいる仲間の左右を見て、「彼らは凶悪な犯罪を犯したのか」と自問するよう求めました。彼らは未解決の事件を抱えているのだろうか？罪がなければ、最初の石を投じてください」と言いました。
彼女はまた、特定の議員の裁量資金を見るよう口頭で要請したことを伝え、近く正式な要請書を提出すると述べました。
テニアン在住のハーマン・マングローニャ氏は、弾劾に反対するために出席したと述べ、知事は6年以上前に最高責任者になって以来、素晴らしいことを行ってきたと語しました。
警察官のパトリック・アリオラ氏は、弾劾決議のために人々は今、分裂していると述べました。
彼はこれを台風に例えました。「愛する家々を台風が襲い、愛する家々では台風の後、屋根のない部屋、窓のない部屋、何もない部屋があります。この台風を弾劾すべきかもしれません」
彼は議員たちに、どうか知事を弾劾しないようにと求めました。「残りの任期を務めさせ、（11月の）選挙で国民が判断するように」と彼は付け加えました。
元消防署長のクラウディオK.ノリタ氏は、知事の支持者として、CNMIの問題解決は道徳的、倫理的、法的にも正しいものでなければならないと述べました。
弾劾や起訴の可能性は、CNMIの人々を分断することになると同氏は言います。
彼の友人である知事への助言は、辞任して団結と安定を維持し、「そうすれば、CNMIの人々のために再建を始め、平和をもたらすことができる」としました。
知事の弟であるジャック・トレス弁護士は、ノリタ氏の「助言は…彼が現在支持している候補者のためになる」と指摘しました。
