＜サイパン＞トレス訴訟の初公判が2月に決定

ラルフ・トレス知事の下院司法・行政運営常任委員会に対する訴訟が来月、高等法院で審理されることになりました。

ティモシー・ベラス上級裁判所臨時判事は、トレス氏がJGO委員会を相手取って起こした訴訟と、同委員会の最近の訴訟却下の申し立てを、2月18日午前9時に審理します。

トレス知事は、すでに公の場でべラス判事がこの件に関して公平であるべきだと議論しているにもかかわらず、彼の弁護士であるGil Birnbrich氏とJoseph Horey氏を通じて、この判事任命に反対する正式な申し立てをまだ行っていないため、この最初の手続きでべラス判事が裁判官を務めることになりました。

審理では、JGOが最近提出したトレス氏の訴えを退けるための申し立てが取り上げられる予定です。同委員会の弁護士は、JGOはCNMI憲法の言論・討論条項で保護されており、訴えられることはないと主張しています。

JGOのブレンダン・レイデ弁護士とジョセフ・タイジェロン・ジュニア弁護士が提出した最近の申し立てによると、CNMI憲法の言論・討論条項は、「根拠のない訴訟を弁護する負担」を含む行政府による嫌がらせから議員を守るためのものであるとしています。

「言論・討論条項は、立法府の監督を行うJGO委員会を、今回の訴訟のようなハラスメントから守るものである。知事の証人喚問のような、正当な立法活動の範囲内にある行為については、絶対的な免責がある。したがって、この訴訟は規則12(b)(6)に基づいて却下されなければならない」と申し立てました。

先月、トレス氏と知事室は、知事を法廷侮辱罪に問うたJGO委員会の決定について提訴しました。トレス氏は上級裁判所に、JGO委員会の召喚状は無効であり、違法であると宣言することを望んでいます。

 

トレス氏は訴状で、召喚状の発行が連邦法に違反し、連邦憲法が付与する証言免責を侵害し、連邦憲法に違反して有効な立法目的を欠き、連邦憲法に違反して他の行政機関に憲法上委任されている責任を簒奪したとして、JGO委員会を訴えていると述べています。

さらに、トレス氏は裁判所に対し、召喚状を取り消し、委員会による召喚状の執行を停止することも求めています。

https://www.saipantribune.com/index.php/initial-hearing-for-torres-lawsuit-set-for-february/