<グアム>DPW、2021年に建築検査官を3名から6名に増員
DPWディレクターのヴィンス・アリオラ氏によると、公共事業省は2021年に建築検査官を3人増員し、現在合計6人が同省に在籍しているとのことです。
「ゆっくりとしたプロセスですが、建築検査官の人員を強化します」とArriola氏は言いました。「公告や資格審査などには時間がかかります」
グアム・デイリー・ポストは、2021年7月、同年6月にフロリダ州サーフサイドで起きたコンドミニアム・ビルの倒壊事故を受けて、DPWに建築検査官について初めて質問しました。この事件では、全米メディアの報道によると、100人近くが死亡しました。
当時、DPWは現在3人の検査官を擁していましたが、さらに7人を雇うことを検討していると言われていました。
しかし今週、アリオラ氏は、建築検査官を全部で7、8人というのは、現在の状況を考えると、同局にとって良い数字だろうと言いました。
「建設業はまだ好調です。それに、営業許可証が更新されるたびに、商業ビルの多くは再検査を受けなければなりません。これは継続的に行われることです」とアリオラ氏は言います。「グアムで建設ブームが起きれば、もっと多くの検査官が必要になりますが、それは時期によるものです。しかし、7、8人いれば、ローテーションが可能だと思います。インスペクターは検査だけをしているわけではありません。検査官は検査だけでなく、プラン・レビューも行います。だから、私たちは彼らの職務を二重に担っているのです」
DPWは、廃墟となった建物にも対応していますが、建築検査官はこれらの建物に対して直接の責任を負っていません。建築検査官は、廃屋を直接担当するわけではないのです。
「しかし、建築物検査官が廃屋に気づいたら、私たちに知らせて、廃屋検査官を派遣するんです」とアリオラ氏は言います。
12月に行われた島全体の美化タスクフォースの会議でアリオラが提出した報告書によると、昨年DPWは島全体で115件の廃墟を確認し、そのうち75件の建物を検査することができたといいます。56件が取り締まりを受け、12件が解決しました。アリオラ氏は先月、これは少量だが「ないよりはましだ」と認めました。