<グアム>公益事業委員会が燃料サーチャージの引き上げを決議し、来週から電力コストが上昇
今後6ヶ月間、電力料金が若干値上がりします。
公共事業委員会は今夜、毎月の電力料金の中で最も高い部分である燃料サーチャージの値上げを決議しました。
燃料サーチャージは、1キロワット時あたり17.14セントから18セントに引き上げられ、2月1日から7月31日まで有効となります。
1,000キロワット時の電力を使用する顧客は、現在月々268.98ドルを支払っていますが、2月1日からは、月額277.52ドルを支払うことになります。
12月の時点で、グアム電力公社は、燃料費として2000万ドルを「回収不足」していました。PUCによると、GPAが推奨するようにサーチャージが17.14セントのままであれば、この数字は7月末までに2340万ドルに増加していたとのことです。
GPAは昨年末、燃料割増金を17.14セントに据え置き、7月末までに回収不足額が1760万ドルに減少すると見込んで、PUCに陳情しました。
しかし、PUCの行政法判事フレッド・ホーキー氏は、発電機用燃料の価格が「予想以上に急速に上昇した」ため、サーチャージを17.14セントのままにしておくのは不適切だと委員会に告げました。
「平準化エネルギー調整条項の目的は、GPAがすべてを回収できるように価格を設定することだ」と彼は言います。
Horecky氏は、GPAが燃料費を完全に回収するには、ほぼ21セントの燃料サーチャージが必要だが、平均的な顧客で月に約40ドル増えるとして、これほど大きな値上げは、多くのことを要求していると言っています。
18セントに引き上げれば、GPAは回収不足額を2000万ドルに抑えることができるとしています。
GPAのジョン・ベナベンテ・ゼネラルマネージャーは、サーチャージが17.14セントのままであれば、追加費用を吸収することができるとコミッショナーに話し、近年は回収不足額が3000万ドルにもなっていることを指摘しました。
委員は、GPAが燃料費でさらに赤字になり、後でさらに大幅な値上げを顧客に押し付けるような事態は避けたいと述べました。
「先送りすればするほど、(サーチャージの)値上げ幅は大きくなる」と委員長のジェフ・ジョンソン博士は話しました。