＜サイパン＞マングローニャ上院議員「一方的な」コミュニケーションはあってはならないと発言
ラルフ・トレス知事の上院弾劾裁判の規則がなければ、知事と上院指導部の間で一方的なやり取りが行われないことを保証する方法はない、とポールA.マングローニャ上院議員は述べました。
オンライン法律辞典によると、法曹倫理における「一方的」とは、「当事者や裁判官との不適切な接触を指す」とあります。倫理規定では、通常、弁護士が相手方の弁護士も同席せずに裁判官や相手方に接触することを禁じています。
上院の少数派の2人の議員のうちの1人であるマングローニャ氏は、ジュードU.ホフシュナイダー上院議長に対し、マングローニャ議員ともう1人の少数派の議員であるエディス・デレオン・ゲレロ上院議員が提出した上院決議22-14を「直ちに受理」するよう要請しました。
マングローニャ議員は、彼らの決議が、2013年2月に下院によって弾劾された当時のベニグノR.フィティエル知事の裁判のために上院が採択したものと同様の弾劾規則の採択を求めるものであると述べています。
「私たち上院議員は、下院の検察官やそのスタッフ、知事、その弁護士やスタッフとの一方的なやり取りを防ぐ規則に縛られなければなりません。現在、そのようなルールはなく、ルールがなければ、一方的なやりとりが行われていないことを確認する方法はありません。（2013年の）上院弾劾規則では、この点やその他の重要な点を取り上げている」とマングローニャ議員は上院議長に伝えました。
ホフシュナイダー氏は別のインタビューで、S.R.22-14は適切な委員会に付託されるだろうと述べました。
マングローニャ議員はまた、弾劾規定の見直しと議論に少数民族を加えるようホフシュナイダー議員に求めました。「公平性を確保し、客観性を提供するため」であると同氏は述べています。
彼は、下院の弾劾決議案を審査する上院の委員会には、司法、政府、法律、連邦関係、行政任命、政府調査について、「いかなる少数派も参加していない」と指摘しました。
「現職の知事が共和党員であることから、上院の少数派を加えるという私の要請を真摯に検討していただきたい」とマングローニャ議員はホフシュナイダー議長に伝えました。
9議席の上院で共和党が主導するのは7人です。
民主党主導の下院が採択した弾劾決議案について、マングローニャ議員は「政府の汚職と公的資金の不正使用に関わるものであり、上院がこの決議案に取り組むことが急務である」と述べました。「私たちのコモンウェルスは、何年も暗い経済状況にあり、国民は、緊縮財政、退職者年金の削減、高い生活費など、政府の財政危機の矢面に立たされました」と同氏は言います。
また、マングローニャ議員は、上院議長が通達で、上院委員会の側で弾劾決議の「タイムリーな審査」を要求したのに対し、ホフシュナイダー議長は「確固たる期限を定めた迅速な対応の必要性を表明していない」と指摘し、次のように付け加えました。
また、ホフシュナイダー氏の通達には、新しい弾劾規則を作成することも、2013年の規則を見直すことも、各委員会に指示していないと同氏は言います。
ホフシュナイダー議長は、上院は公正で公平であるべきだと述べました。
下院決議22-14は、知事の重罪、汚職、職務怠慢を告発しています。トレス知事はこの疑惑を否定しています。上院議員9人のうち少なくとも6人が有罪に投票すれば、知事は罷免されます。
