<グアム>GDOE、180日制の免除を上院議員に要請
グアム教育省のジョン・フェルナンデス教育長によると、公立学校の180授業日制を免除する要請が、月曜日にグアム議会に送られたとのことです。
公立学校は、学年の始めに24日間の対面授業を行わなかったため、この義務に違反しています。
しかし、この欠席日数は、GDOEの手には負えないものでした。当時、COVID-19の感染者数が3桁に達し、島の義務教育年齢の学校では教室での学習が停止されました。
公法34-105では、GDOEの生徒には少なくとも180日の授業が義務づけられており、その内訳は小学生が年間900時間、中高生が年間1260時間となっています。グアムサービスラーニングによると、「これは900授業時間に換算すると、54,000分に相当する」とのことです。
このままでは、GDOEとグアム政府は、適切な公教育を提供できなかったという責任を負う可能性もあります。
この違反を是正するために、GDOEとグアム教育委員会の関係者は、立法府に免除を求めることが最良の選択であることに合意しました。
この免責は、全島生徒会が調査した中高生から圧倒的な支持を得ました。348件の回答のうち、56.3%、213人の生徒が免責を支持し、学年を延長する必要性を感じなかったとしています。
この決定は、理事会関係者の全会一致で承認されました。中には、24日間の欠席を補うことは生徒のためにならないと考える人もいました。また、島は4回目のパンデミック急増の真っ只中にあり、パンデミックが学期にもたらす不確実性を考慮しての決定でした。今後の学校閉鎖の可能性も残されています。
サービスラーニングの必要性
また、フェルナンデス氏は、卒業する上級生に課されるサービス・ラーニングを免除するよう上院議員に要請しました。
グアム・サービス・ラーニングによると、「公法28-41は、サービスラーニングの重要性を認識し、全高校生の必須科目として義務付けている」と述べています。「卒業するためには、75時間のサービス・ラーニングを修了する必要があります。グアムのすべての高校生は、卒業するために75時間のサービスラーニングを修了する必要があります」
免除の要請は、現在、上院議員の手に委ねられています。
2020年3月、GDOEはグアム立法府に、法律で義務付けられた180授業日制の免除を求めることに成功し、昨年度分について、免除を受けました。
その結果、GDOEの生徒は次の学年に進級し、高校3年生は必要なサービス・ラーニング時間を満たすことなく卒業することができました。
今年度、GDOEの関係者は、立法府が再び免除を認めると楽観視しています。