＜グアム＞【速報】ダニエル・サンチェス前市長殺害事件でジョイナー・スケッド被告に有罪判決
ジョイナー・スコット・スケッド被告は、評決（すべての訴因で有罪）を聞いてわずかに頭を下げ、目から涙をぬぐった-。
グアム上級裁判所の陪審員は、1日もかからずに、全会一致の判決を下し、前フモタク市長ダニエル・サンチェス氏の残忍な殺害について、彼女に有罪判決を下しました。
評決は、火曜日の正午に、バーノン・ペレス判事の前で読み上げられました。
スケド被告（33）は、第1級重罪としての殺人と第2級重罪としての加重暴行で有罪となり、いずれも重罪遂行中の凶器使用という特別な申し立てが含まれています。
サンチェス氏の家族は、評決が発表されると、法廷内でそれぞれ安堵の表情を浮かべました。
Sked被告は、彼女の共犯者でボーイフレンドのRudy Quinata被告が同様の容疑で地元の裁判所で裁かれた後、判決を受ける予定です。
彼の裁判は3月15日に開始される予定です。
4月の殺人事件
サンチェス氏の死体は、彼が生きているのを最後に目撃されてから数日後の4月3日に、フモータクのキナタ被告の小屋の中で発見されました。
住居に入るドアには鎖と南京錠がかけられていました。
サンチェス氏は23箇所の刺し傷で遺体が発見されました。現場からは、当局が凶器とみなしたハンマーとハサミも発見されました。
スケド被告とキナタ被告は、警察に捕まって逮捕されるまでの数日間、逃亡していたようです。
公判中、スケド被告はサンチェス氏の死への関与を否定しました。
月曜日に開かれた最終弁論で、弁護人のテレンス・ティンブリン氏は「現場からの目撃者がいない」と言いました。「現場からの憶測が多い。動機もない。彼女が彼を殺したいと思う理由がない。指紋が付くと思われるが、付かなかった。政府が証明できたのは ダニエル・サンチェス氏が生きた状態で最後に目撃されたのが4月1日で 4月3日に死体で発見されたことです」
レオナルド・ラパダス検事は最終陳述で、スケド被告の責任だと主張しました。
「この襲撃が起こり、ルディ被告が被害者を殴った時、彼女はハサミを持って飛び込み、彼を刺した。いつかはわからないが……被害者が生きている間に起こったことです。ルディ被告は（ハンマーで被害者を）4回頭を殴り、被告は23回被害者を刺した」とラパダス氏は語りました。「彼女は救急車を呼びましたか？いいえ。警察を呼んだか？いいえ。その代わりに、彼女は現場から逃げ出し、見知らぬ2人の男と車に乗ったと言いました。彼らは彼を3日間そこに寝かせた。彼は死ぬまでそこに横たわっていた」
