<サイパン>知事「内閣府職員は(台風)ユツの間、時間外労働をした」
ラルフ・トレス(Ralph DLG Torres)知事は、検事総長室が公安局長ロバートA.ゲレロ氏に対して台風による超過勤務を理由に上級裁判所に提訴した件について問われ、「問題は台風ユツへの対応で超過勤務をしたかどうかではなく、閣僚に超過勤務手当が支払われるべきかどうかだ」と述べました。
知事は、この超過勤務手当の支払いを勧めたのは、前管理予算局特別補佐官兼公認代表のバージニアC.ビラゴメス氏であると述べています。
「私は、『これはできるのか?』と聞いたところ、『できる』という答えが返ってきたので、実行に移しました。みんなが・・・残業代を得ました」とトレス知事は言いました。
DPS局長に対する法的措置について、トレス知事は、「(合法かどうかを)言う立場にはないが、(認可を)行った時点では、合法だとアドバイスされたので、時間外労働をした人たちに(残業代の)支給を進めた」と述べました。
さらに知事は、「つまり、ここでの問題は、災害時に彼らは残業したのだから、彼らが残業したかどうかではありません。問題は、彼らが残業代を受け取る資格があるかどうかです。この問題は裁判所にあり、私はそのプロセスを尊重しなければなりません」 と付け加えました。
検事総長は、DPS局長に対する訴状で、違法な台風時の割増賃金、残業代、または法律で認められていない、有効な充当がなく、給与の上限を超えた特別支給金の回収、判決前および判決後の利息、訴訟費用として46,892.96ドルの判決を求めています。
検事総長は同様に、「他の知事任命者を含むがこれに限定されない他のコモンウェルス職員も、2018年10月23日から2019年1月23日までの期間に行った業務に対して台風プレミアム給を受け取っており、したがって被告と同様の立場にある」と指摘しています。
DPSのゲレロ局長はコメントを控えました。