＜サイパン＞カマチョ局長「CUCの再生可能エネルギー計画はまだ準備中」

CUCのゲイリー・P・カマチョ局長は、サイパン、テニアン、ロタの各島が必要とする発電所の種類を決定するための調査研究を間もなく実施する予定であると述べました。

この調査研究は、財務モデリングと技術分析を用いて長期的なロードマップを作成し、サイパンとロタ島で長期的に最小限のコストで電力を供給するための最良の選択肢を決定する、包括的な意思決定支援メカニズムになると述べています。このプロジェクトは、米国住宅都市開発省を通じて、北マリアナ諸島住宅公社が資金を提供する予定です。

カマチョ氏は、こうした調査を継続的に行い、CNMIの電力供給に最適な最新技術や効率的・効果的な設備を取得できるよう、前向きに検討したいと述べています。

CUCには、昨年の理事会で採択された統合資源計画がすでにあります。その統合資源計画では、10メガワットの太陽光発電を備えたディーゼル発電所を準備するようCUCに指示していると、カマチョ局長は述べました。

今度の調査では、「発電所のタイプ、太陽光発電の量、風力発電、蓄電池、ディーゼルなど、すべてを調査し、最良のシナリオと複数の異なる選択肢を提供することになります」とカマチョ氏は付け加えました。

CNMIが100％再生可能エネルギーになることは可能か、という質問に対して、カマチョ氏はそれは不可能だと答えました。「例えば、島の需要の10%があるとします。ピーク時の需要は3.7ですから、3メガワットです。…そこに雲がやってきて、需要の10％が失われたとします。…10％が失われると、何かが電力を作らなければならなくなり、それが発電所です」とカマチョ氏は言います。再生可能エネルギーから発電所へと変化し、これが一日中続けば、エンジンにダメージを与えることになるとカマチョ氏は述べました。

カマチョ局長は、何も危なくないようにするためには、システムが準備されなければならない要素がたくさんあると言っています。新しい発電所を検討する場合、CUCは常に再生可能エネルギーを探しています。また、しばらく前に実行された統合資源計画がありましたが、現在は再生可能エネルギーを含む新しいIRPがあると付け加えました。「今後、コンサルタントや専門家を交えて電力プラットフォームの設計を行い、再生可能エネルギーを最大限に活用し、ポートフォリオを拡大することを明確にしていく」とカマチョ氏は語りました。IRPの調査には5〜6年程度の寿命があるため、再度新しいIRPを行う必要があリます。

カマチョ氏は、再生可能エネルギーは優先的に利用したいものであり、CUCは常に最大化に関心をもっていると付け加えています。「私たちは、再生可能エネルギーを受け入れてはいるものの、システムを確実に構築することに常に取り組んでいます。自然エネルギーの導入が電力供給に悪影響を及ぼさないようにすることは、私たちの責任です」

この調査の結果、どうなると思うかという質問には、「条件、場所、季節、需要によって判断は様々ですが、現在利用できる新しい技術や古い技術の進歩、例えばディーゼルの効率化、バッテリーストレージの効率化、太陽光や風力の効率化などがあるので、期待しています」と答えました。風力発電のタワーは、暴風雨で倒れたり、傾いたりしても調整することができます」

最後に、調査で決定されるのは様々な、異なるものですが、専門家やコンサルタント、または責任ある資格のある会社は、将来建設される発電所のタイプについてCUCや関係者と密接に協力することになると述べました。「調査の最後には、もちろん、採点に基づいたさまざまなタイプのオプションのリストができます。そして、その方向で進めていきます」とカマチョ局長は付け加えました。

https://www.saipantribune.com/index.php/camacho-cucs-renewable-energy-plan-still-in-the-works/