＜グアム＞「私たちのメリッサのためにもっと闘う」：遺族が犯人の仮釈放を認めないよう要請
メリッサ・キナタ夫人が夫のアンソニー・M・デュエナス被告に射殺されて以来、約38年が経過しました。
ドゥエナス被告は1984年7月の殺人事件で終身刑を宣告されました。
アンジェリータ・メンディオラさんは、木曜日のグアム仮釈放委員会で、「私達は、殺人者アンソニー・デュエナスを刑務所に止めるよう、強さと知恵を祈り続けます」と述べました。
ドゥエナス囚人は何度も仮釈放を求めてきました。そのたびに要求は拒否されてきました。
メリッサ・キナタ夫人の家族は公聴会で事実上出廷し、ドゥエナス囚人の釈放要請に反対しました。
「私たちは、私たちのメリッサのためにさらに闘うでしょう」とメンディオラさんは言い、矯正局長官室がハガニャのDNAビルにあった頃、ドゥエナス受刑者が国土安全保障省での勤務を許されていたことを指摘しました。
「彼は、特権や自由を得るために、過去の取締役を操ってきました。何度も彼は、自分が被害者であると関係者に信じ込ませていました。長い間、私たちは、彼が地域社会を出歩く姿を見るかもしれないと恐れ、背後を監視するように仕向けられていたのです」
グアム検事総長オフィス主任検事バジル・オマラン氏も、ドゥエナス受刑者の釈放と仮釈放の資格に反対しました。
「メリッサは、残念ながら、1984年当時の彼の行動の結果として、まだ死んでいます」とオマラン検事補は言いました。「何年も経っているのは知っている。しかし、メリッサはそれでもここにいません」
メリッサ・キナタ夫人の遺族は、デュエナス受刑者が仮釈放を求めるたびに、愛する人を失った悲劇をいかに追体験しなければならないかを、それぞれ感情的に語っていました。
「トニー・デュエナスはメリッサ・キナタを頭部に銃弾を打ち込んで殺害しました。彼は彼女の頭に銃を突きつけて、バン！ と撃ったのです」とメリッサ・キナタ夫人の従兄弟であるジーザス・クルス氏は言いました。「トニーは殺人者だ。トニーを釈放しても、彼が殺人者であるという事実は変わりません。彼は私たちのコミュニティを自由に行き来し、私たちがこの世で最も愛する人々の周りを車で走り回ることができるようになるでしょう。もし今日トニーを釈放するならば、この後毎日、殺人犯を社会に送り出す責任を負うことになります。トニーはメリッサを殺害したのです」
メリッサ・キナタ夫人の従兄弟であるジョン・キナタ氏は、「彼は反省の色も見せず、責任も認めなかった」と語りました。「反省もせず、責任も取らずに仮釈放の審理を受けるなんて、信じられないことです」
理事会は後日、彼の要請について決定を下す予定です。
被害者のいとこであるテリシタ・パリシオンさんは、「殺人事件後のドゥエナスの最大の関心事は、幼い息子のせいにして自分の行動を隠蔽することだった」と言います。「彼はある時、彼女が安らかに眠れるように、自ら命を絶ったと、メリッサのせいにしようとしました」
仮釈放委員会の公聴会で、有罪判決を受けた殺人犯は証言しませんでした。
「自分を被害者のように見せるのはやめてください。とメリッサ・キナタ夫人の叔母であるバーバラ・パウリノさんはデュエナス受刑者に向かって言いました。「彼は仮釈放受けるに値しません。私たちは仮釈放はないと言います」
メリッサ・キナタ夫人の家族は公聴会の間、ハガニャの仮釈放事務所の外で「正義をメリッサはいない。仮釈放はない」と書いた看板を掲げました。
