<サイパン>上院裁判の知事代理はアレプヨ氏ではなくアグオン氏

ラルフ・トレス知事は、5月13日(金)午前10時に上院本会議場で開始される上院弾劾裁判において、アンソニー・H・アグオン弁護士が知事の代理人を務めると発表しました。

ヴィオラ・アレプヨ弁護士は、検事総長室が知事に対して起こした刑事事件における知事の弁護人の一人でありますが、上院の弾劾審問では知事の弁護をしないとのことです。

2022年3月18日、カール・キング・ネイバーズ上院議員は書簡で、「アレプヨ氏が上院弾劾規則の草稿に若干の調整をするために私に援助を与えたました。ポール・マングローニャ上院議員は、私が彼女に助けを求めたことを、誤って不当な動機と決めつけている」と知事に伝えました。

そしてキング・ネイバーズ氏は、トレス知事にアレプヨ氏を知事の法律顧問として撤回するよう求めました。

「そうすることで、上院公聴会に関連する不必要な混乱や遅延を避けることができる」と、キング-ナボルス氏は付け加えました。

下院司法・行政運営委員会の議長である民主党のセリーナ・ババウタ議員は、CNMI弁護士会に対し、アレプヨ弁護士の「極めて疑わしい行動」を調査し、「弁護士資格の停止を含む懲戒処分を行う」よう要請していまする。

ババウタ議員によると、知事の資金調達委員も務めたことのあるアレプヨ氏とキング-ネイバーズ氏の「密接な関係」は、「上院弾劾規則を起草した上院委員会の委員長を務めたときも、アレプヨ氏が出廷したときも明らかに開示されていなかった」としています。

「トレス知事とキング-ネイバーズ上院議員とのこれらの関係から見て、アレプヨ女史は2022年2月13日に職業倫理モデル規範の重大な違反を犯した」とババウタ氏は主張しています。

弾劾審問に物理的に出席するかどうか尋ねられた知事は、弁護士の勧告を待っているところだと答えました。

2022年1月12日、共和党知事は、窃盗、汚職、職務怠慢の重罪の疑いで、民主党・無所属主導の下院によって弾劾されました。同知事はこれら容疑を否認しています。

知事を有罪にし、罷免するには、共和党が主導する9名の上院議員による6票の賛成が必要です。

https://www.mvariety.com/news/aguon-not-alepuyo-will-represent-governor-in-senate-trial/article_05395c28-cfa2-11ec-b0c4-9f5f59c83bb1.html

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