＜グアム＞「この娘が安全でいて欲しい」乳幼児向けCOVIDワクチン接種開始

プレリーン・ナカムラさんとジャスパー・フランクリンさんのご両親は、3歳の活発な娘さんがCOVID-19の予防接種を受けられることを火曜日に知り、安心されたようです。

「私たちの娘はマスクをしたがらないので、安全であってほしいのです。だから私たちはこの機会を楽しみにしていたのです」とナカムラさんはデデドにある公衆衛生・社会福祉省北部地域コミュニティヘルスセンターで語りました。

両親がセンターに行った主な理由は、娘の腹痛を診てもらうためでしたが、5歳未満の子供にもワクチンが提供されることを知り、喜んでいました。

「今すぐ接種できるか、治療後に接種できるかはわかりませんが、今すぐでも後でも、接種させるつもりです」と母親は話しています。

グアムDPHSSは今週、生後6カ月から4歳までの乳児にCOVID-19の予防接種を開始し、グアムのCOVIDとの戦いにおける画期的な出来事としました。

しかし、最初の2日間は、乳幼児や未就学児を連れて予防接種を受けに来た親はほんの一握りだったそうです。

DPHSSコミュニティ・ヘルスセンターCOVID-19のリャンネ・メンディオラ所長（准看護師）は、デデドのコミュニティ・ヘルスセンターは月曜日、小児科医による赤ちゃんの健康診断の後、2歳から4歳の子供4人に予防接種を提供することができたと述べました。

火曜日のお昼前には、1歳半と4歳の子供にCOVIDを接種するために母親がセンターに来たとメンディオラ氏は言います。

看護師は、もっと多くの親が幼い子供を連れて予防接種を受けに来ることを望んでいます。

米国食品医薬品局（FDA）と米国疾病対策予防センター（CDC）は最近、Moderna社のワクチンについて6カ月から17歳まで、Pfizer-BioNTech社のワクチンについては6カ月から4歳までを含めることにゴーサインを出しています。

CDCによると、COVIDは高齢者が最も危険とされてきましたが、子供を含む若い人も重症化する可能性があると言います。

ファイザー社の小児用は大人の10分の1の用量で、3回の注射が必要です。最初の2回は3週間間隔で行い、8週間後に3回目を投与します。

モデルナの投与量は2回で、それぞれ成人量の4分の1です。生後6ヶ月から5歳までのお子さんに、約4週間間隔で投与されます。

重篤な病気にかかりやすい免疫疾患を持つ子どもたちには、2回目の接種後に3回目のModernaの接種が承認されています。

小児科医でDPHSSの暫定最高医療責任者であるロバート”ボブ”レオン・ゲレロ博士は、予防接種について質問がある場合は、子どものかかりつけの小児科医に相談するよう保護者に勧めています。

生後6カ月から4歳までの子どもたちへのCOVID-19の予防接種は、デデドのDPHSS北部地域コミュニティ・ヘルスセンターとイナラハンのDPHSS南部地域コミュニティ・ヘルスセンターで受けることができます。

保護者は政府発行のIDを持ち、子どもの出生証明書を提示する必要があります。

一方で他の年長の子どもや大人も、引き続きブースターショットを受けています。

ユージリン・レバンコス君（14歳）は、火曜日にデデド・センターで最初のブースターを受けました。それは、予防接種を受けるというだけでなく、家族が近々フィリピンに旅行するからです。

アルテミオ・ガットマン氏（75歳）は、2回目のブースター注射を受けてよかったと言いました。1回目の予防接種以来、外出する機会が増えましたが、まだ用心しているとのことです。

同氏はそう言いながら、予防接種の奨励金としてもらった25ドル分の食券を見せました。25ドルのガソリン券の方がよかったが、25ドルの食券はないよりましだと同氏は話しています。

COVID-19の症例数の増加

毎日新しいCOVID-19の症例数が増え続けています。

ジョイント・インフォメーション・センターは、月曜日に検査された1,173件のサンプルのうち、151件の新しい症例があったと報告しています。これは、ここ数週間で最も多い日の次の数字です。

入院患者数は月曜日の21人から火曜日には18人に減少しましたが、ほんの数日前までは1日5〜10人以下だったのが、かなり増えています。https://www.postguam.com/news/local/i-want-her-to-be-safe-covid-vaccination-for-babies-toddlers-begins/article_3270af9a-f6b0-11ec-b784-8ff4dc369a43.html