＜グアム＞グアム刑事法・刑事訴訟法の見直しを提案する法案
グアムの刑法と訴訟手続きは、長い間、見直しの時期を迎えています。これは、長い間必要とされていた見直しを行う委員会の設立を提案する法案311-36に関する、月曜日の証言の一致した意見です。
法案311は、当初法案146-36として提出されたもので、この2つの法案は基本的に同じ構成ですが、法案提出者のフランク・ブラスJr.上院議員によれば、311法案には変更点があるとしています。
その中でも注目すべきは、資金調達の規定が盛り込まれたことだ、同上院議員は述べています。
国選弁人オフィス（Public Defender Service Corp.）は、原案である法案146に賛成する証言をしました。PDSCのスティーブン・ハットリ事務局長は月曜日、法案311は資金を含んでいるので、本当に「仕事が実際に行われることを保証する」ことになると述べました。しかし、一般会計からの25万ドルという資金提供は、50年近く前の前回の検討委員会に充当された資金の半分であるとも同氏は発言しています。
ハットリ氏はまた、委員会に補助金を求め、専門的なサービスの契約を結ぶ権限を与え、立法府が決議によって委員会に質問を付託することを認めるなどの修正案も提出しました。
この法案によると、「グアム法改正委員会の包括的な見直し以来、グアムの刑法に関する改正、追加、廃止は、断片的なものであり、その結果、犯罪行為を起訴するために用いられる法律や手続きが、場合によっては、不必要、不明瞭、重複、過度に広い、または、法律の目的を果たすのに不十分であるかもしれない」としています。
リービン・カマーチョ検事総長は、公選弁護人に同意することは稀であるが、月曜日はそのような機会であったと述べ、検事総長室は、前任者を支持したのと同様に、法案311を支持し続けることを同氏は付け加えました。
「私は同じく、裁判所は、証拠が変更されているか、進化していることも指摘したい、そして、裁判所に導入された特定の治療裁判所は非常に成功しているが、我々の手順は、同じペースで適応されていません。ですから、私たちが直面している現実を反映し、（治療裁判所の）ケースが異なる扱いを受けることを認識し、それに見合った手続きを取ることができる刑事手続きの変更は、効率化にもつながるでしょう」とカマチョ検事総長は述べました。
グアム最高裁のフィリップ・カルブリード最高裁判事は、25万ドルは、検討委員会の事務局長の雇用を含む、管理費と人件費に相当し、2年以内に委員会の仕事を完了させる責任を負うと述べました。
法案311によると、検討委員会は、最高裁長官から3名、知事から3名、立法府から3名、検事総長、公選弁護人事務所の事務局長、警察署長、矯正局局長、法律集計官、事務局長から構成されます。
月曜日には、ソーシャルワークの学位と経歴を持つメンバーも加えるべきだという意見もありました。
