＜サイパン＞連邦議会代表：米上院で領土代表制の法案を推進
グレゴリオ・キリリ・カマチョ・サブラン米国下院議員は、グアムのマイケル・サン・ニコラス議員とともに、米国領サモア、CNMI、グアム、プエルトリコ、米領バージン諸島のために米国上院に投票権のない代議員席を設けるH.R. 6941について「検討を強く要請している」と述べました。
上院における領土代表法とも呼ばれるこの法案は、サン・ニコラス氏によって提出されました。
キリリ氏はインタビューの中で、この法案を共同提案し、28人のメンバーからなる議会ヒスパニック・コーカスからも支持されたと語りました。共同提案者の中には、米領ヴァージン諸島のステイシー・プラスケット代議員とワシントンDCのエレノア・ホームズ-ノートン代議員も含まれています。
「この法案はまだ（下院の）議場に持ち込まれて採決されていないが、法案提出者はその審議を強く求めている」とキリリ氏は述べました。
サン・ニコラス氏は、「準州の選挙権確保には多くの進展が必要だが、上院に準州の代表を確保することで得られる土壌がまだあることを軽視してはならない」と述べています。
さらに同氏は、「選挙で選ばれた領土の元老院の存在は、それぞれの領土にとって興味深い政策のイニシアティブを発案し主張することを可能にするだけでなく、より大きな共和国に関する審議において、領土の視点と意見を元老院にもたらすという利点もある」と述べました。
サン・ニコラス氏は、この法案によって、各領域に米国上院議員を選出する選択肢を与えることになると述べています。
準州は、米国下院に投票権のない代議員を持っていますが、上院には席がありません。
H.R.6941は、各準州の上院議員を「その準州の公選議員に投票する資格を持つ人々によって選出される」と規定しています。
米国の上院議員同様、上院議員代議員の任期は6年です。
