<グアム>サン・ビセンテ・カソリックスクール閉鎖
バリガダのサン・ビセンテ・カトリック学校は、過去67年間、島の若者たちを教育してきましたが、生徒数の減少に伴い、水曜日にその門を閉じました。
この最終決定は、同校を閉鎖の危機から救うために集まった卒業生たちとの数回の会合の後に下されたものです。
また、7月29日には、アガナ大司教区の3つの諮問委員会との会合が開かれました。大司教区財務評議会、長老評議会、顧問評議員会のすべてが、生徒数の不足を理由にサン・ビセンテを閉鎖するよう勧告したのです。
1955年に設立された同校の生徒数は、夏の間に50%以上減少しました。
サン・ビセンテは昨年度、わずか107人の生徒で閉校し、先週はわずか39人にまで落ち込みました。この減少により、カトリック系中学校の運営は維持できなくなりました。大司教区のコミュニケーション・ディレクターであるトニー・ディアス氏は、以前、グアム・デイリー・ポスト紙に、「大司教区は、金銭的にサン・ビセンテを支援することができないだろう」と語っています。
大司教区は、プレスリリースで、マイケル・バーンズ大司教、カトリック教育総監ヴァル・ロドリゲス師、総督ロメオ・コンボカー師が、約70年にわたるサン・ビセンテの多くの生徒、父兄、教職員、支援者、卒業生への支援と献身に感謝していると述べています。
ロドリゲス氏は、他の12のカトリック校の管理者とともに、カトリック校のシステムで教育を続けることを希望する生徒の移行を支援するとともに、サン・ヴィセンテの教職員も支援しています。
多くの卒業生が、大司教区がサン・ビセンテの閉鎖を進めることに憤慨していましたが、卒業生にとっては感慨深い瞬間だったようです。
「同校の卒業生と友人たちのスポークスマンであるフランク・ブラス・ジュニア上院議員は、「(一行は)この決定に落胆と失望を表明しました。我々は、この決定が永久的なものではなく、いつの日かサン・ビセンテ・カトリックスクールが再開され、その廊下を通して我々の信仰の伝道が再び盛んになることを祈るのみです」と話しています。