<サイパン>「上院はOGAに違反していない」

ポール・A・マングローナ上院議員(無所属ロタ)と2人のサイパン住民が、知事弾劾裁判の実施に関して上院指導部を相手に起こした訴訟の弁護人は、依頼人の行為はオープンガバメント法に違反していないと述べています。

この訴訟で被告の代理人を務めるコリン・トンプソン弁護士によると、上院の弾劾規定の採択と弾劾審問の実施は、原告側が主張するように公から隠されたものではなく、したがって彼らの行動はオープンガバメント法に違反してないとしています。

さらにトンプソ弁護士は、弾劾規定は公開政府法(Open Government Act)に基づく異議申し立ての対象にはならないと述べています。

「また、政治問題や立法免責の原則の下でも、原告は手続き的適正手続きのあり方や公平性に関する信念、あるいは知事を有罪にするための正しい立証責任に基づいて、裁判所が上院に弾劾規定の書き換えを命じることはできない」とトンプソ氏は述べました。

最後に、上院の知事無罪判決を無効とすることは、「原告にとって意味のある救済なしに、政治プロセスを混乱にさらすことになる」とトンプソンは主張しています。

マングローナ議員、カーメン・パトリシア・デレオン・ゲレロ氏、ブルース・リー・ヨーゲンセン(Bruce Lee Jorgensen)氏は2022年5月11日に公開政府法の訴訟を起こし、上院弾劾規則の無効と2022年5月18日に終了した上院弾劾審理の停止を求めています。

この訴訟では、上院議長ジュード・ホフシュナイダー氏(共和党テニアン)、カール・キング・ネイバーズ上院議員(共和党テニアン)、ビクター・ホッコック上院議員(ロタ)、フランシスコ・クルズ上院議員(テニアン)、フスト・キトゥグア上院議員(サイパン)、ヴィニー・サブラン上院議員(サイパン)を、それぞれ、その公的資格で被告人として訴えています。

原告は同時に一時的な差し止め命令TROの申請も行いましたが、上級裁判所は原告の要求を認めることも否定することもしませんでした。

ラルフ・トレス知事は、2022年1月12日に下院によって弾劾されました。上院は2022年5月18日に知事に対するすべての容疑について無罪としました。

弾劾裁判の終了後、トレス知事は汚職、職務上の不正行為、窃盗の重罪のほか、侮辱罪に関して法廷で裁かれましたが、その後、疑惑を否定しています。

https://www.saipantribune.com/index.php/senate-did-not-violate-oga/

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