<サイパン>自動車運転手がサイパン市長室、職員、NMI政府を過失で提訴

エメロード・ウダニ(EMEELOURD Udani)氏は、弁護士デヴィッド・バーンズ(David Banes)氏を通じて、重機が彼女の運転する車にバックで突っ込んだことで、サイパン市長室、その職員、マリアーノ・アグオン(Mariano Aguon)氏、およびCNMI政府を訴えています。

ウダニ氏は被告に過失があったとして訴え、不特定の損害賠償を求めています。

訴状によると、2021年2月12日午後3時頃、ウダニ氏は息子をグリーンメドウ校に迎えに行くため、サイパン・ヘルスクリニック南側のチャラン・キザの公道を走行していました。

その時、サイパン市長室の職員であるアグオン氏は、ウダニ氏の前の同じ公道で重機を運転していました。

アグオン氏は同僚とチャラン・キザ地区で公道沿いの清掃活動をしていました。

アグオン氏もウダニ氏と同様、GMSの方向に向かっていました。

そのため、ウダニ氏は安全な距離でアグオン氏の重機の後を追って走行していました。

しかし、アグオン氏はGMSの近くに来ると、突然重機を反転させ、ウダニ氏の方にバックしてきました。

アグオン氏は後方にいたウダニ氏の車には気がつきませんでした。

ウダニ氏の訴えによると、彼女はすぐにアグオン氏の注意を引くためにクラクションを鳴らして叫び始めましたが、アグオン氏はそれでもウダニ氏の車両に気づかず、そのままバックし続けました。

その結果、重機はウダニ氏の車の前に後退し、重機の爪がウダニ氏の車にぶつかりました。

この衝突により、ウダニ氏の車両はボンネットに大きなへこみが残り、ヘッドライトが破壊されるなど、深刻な被害を受けました。

また、この衝突はウダニ氏に深刻な精神的苦痛を与えたと、彼女の訴状は述べています。

事故当時、ウダニ氏は第三者から車を購入し、支払い予定に従っていたため、まだ車の記録的所有者ではありませんでした。

事故の結果、車両はかなりの修理が必要となり、ウダニ氏は実質的に車両の使用と購入のために既に支払った金額を失うことになったと彼女の訴状には述べてられいます。

ウダニ氏は、検事総長室を通じてコモンウェルス政府に彼女の申し立てを提出しました。

2022年7月8日、検事総長室は、市長室の職員は政府責任法にいうコモンウェルス政府の職員ではないとして、ウダニ氏の請求を却下したことを文書で通知しました。

しかし、裁判所はFleming v. Office of the Mayor of Saipan, Civil Case No.14- 0147で、市長室の職員はコモンウェルス政府の職員であると判示したとバーンズ弁護士は指摘しました。

バーンズ氏によると、アグオン氏がコモンウェルス政府の従業員でない場合は市長室が共同被告となり、アグオン氏が政府責任法の対象となるコモンウェルス政府の従業員である場合はコモンウェルス政府が共同被告になるとしています。

https://www.mvariety.com/news/motorist-sues-saipan-mayor-s-office-employee-nmi-government-for-negligence/article_33bc661a-188d-11ed-b52a-03160fcb00c1.html

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