＜グアム＞バイデン大統領、グアムでの枯葉剤使用を認める法律に署名
グアムで従軍し、エージェント・オレンジ（枯葉剤）に関連した病気に苦しむ退役軍人は、木曜日にバイデン大統領が署名した法律により、治療を受ける資格を得ることになります。
軍は、グアムでのエージェント・オレンジの使用を否定していますが、退役軍人たちは、島の様々な場所で植生をコントロールするために除草剤を散布したと長年主張しています。
下院でこの法案を推進した連邦議会代表議員のマイケル・サン・ニコラス米下院議員は、エージェント・オレンジの使用を連邦政府が認めることで、グアムは「島全体における被曝の影響」を調査することができ、地域社会への影響を考慮する必要があるという我々の主張への扉が開かれると、以前に述べています。
バイデンが署名した法案の一部である2022年退役軍人エージェント・オレンジ暴露公平法は、「ベトナムに従軍した退役軍人について、特定の除草剤への暴露に関連する疾病に対するサービス・コネクションの推定を拡大する」ものです。具体的には、タイ、ラオス、カンボジア、グアム、米領サモア、その海域、ジョンソン環礁で、特定の期間に兵役に就いた退役軍人に対して、この推定を拡大するものです。この法案では、このような退役軍人は、VA病院での治療、医療サービス、老人ホームでのケアを受けることができます」
グアムについては、1962年から1980年7月31日までが指定された勤務期間となります。
バイデンが署名した法案は、軍務による毒物への曝露に対処する包括的な退役軍人給付パッケージでした。
エージェント・オレンジへの暴露に対する補償を拡大することに加え、Honoring our PACT Actは、廃棄物が「焼却場」で処理されていた軍事基地に勤務していた何百万人もの退役軍人に対して連邦医療サービスを提供することを可能にしました。
「私たちはあなた方に借りがあるのです」とバイデン氏は言いました。「あなた方は背骨だ。あなた方は鋼鉄です。あなた方は筋です。あなた方は、この国をありのままにする繊維そのものなのです」と彼が述べたとAP通信は報じています。
この法律は、退役軍人が焼却炉のせいにしている慢性疾患の治療を保証するための長い戦いに終止符を打つものです。影響を受けた兵士は350万人にのぼると推定されてます。
AP通信によると、この法案は過去30年以上で最大の退役軍人医療制度の拡充になると考えられています。
