<グアム>新しい空港消防施設でテープカット・セレモニー
新しい航空機救助・消火施設が完成し、緊急時の対応時間を改善する先進技術を完備したと、当局が発表しました。
金曜日の朝、ティジャンのA.B.ウォンパット・グアム国際空港の南ランプにある新施設で、テープカット式典が行われました。
2720万ドルのこの施設には、最高級の設備があり、消防士は、緊急事態に、よりよく備えることができるようになります。
グアム国際空港庁のレイモンド・マンタノナ消防局長は、「この消防施設は、彼らの応答時間を向上させ、また、昼夜を問わず消防士としての重要性を理解する能力を養う設備となるでしょう」と述べました。
以前の施設は70年以上前のもので、マンタノーナ氏は、新しい先進的な施設が消防隊に必要であったと述べています。
「設備面だけでなく、訓練面でも、機材を保管するための施設のアップグレードが必要だったのです」とマンタノーナ氏は言います。
消防団にとって最も重要なことは、飛行場での緊急事態にどれだけ早く出動できるかというレスポンスタイムです。
新施設の最新鋭の設備と技術で、レスポンスタイムはより速くなります。
グアム国際空港公団エグゼクティブ・マネージャーのジョン・M・キナタ氏は、新旧施設の最大の違いのひとつが、トラックへの水の充填にかかる時間であることを教えてくれました。
旧施設では、3,000ガロンの水をトラックに充填するのに10分以上かかっていました。
しかし、新しい設備では、3,000ガロンの水を満タンにするのに3分ほどで済みます。
また、以前は別の施設で相部屋になっていた消防士たちが、今では自分の部屋を持つようになりました。
「この施設は、ベルもホイッスルも別物です。ここのテクノロジーはとても優れています」とキナタ氏は言っています。