<サイパン>「Covid-19緊急事態の終了は、連邦政府の援助の終了も意味する」と関係者が言及
コビッド19緊急事態の知事代理パトリック・ゲレロ氏は、緊急事態宣言がなければ、パンデミックに対するCNMIの連邦政府の援助は終了すると述べました。
「このコロナウイルスに対処する活動がここ(CNMI)で行われている限り、我々は緊急事態宣言の下にあり続けることになる」と彼は付け加えました。「もし、緊急事態を停止すると決めたら、少なくとも連邦緊急事態管理庁からの資金援助はもう必要ないと言うことになります」
このことは、CNMIが他の連邦政府機関から受ける支援にも影響を与える可能性があるということです。
「私たちの日常業務は、急増した10月に比べれば、かなり水増しされ、トーンダウンした状態で続いていますが、そう、私たちは依然として緊急事態にあります」とゲレロ氏は述べました。
CNMIにおけるCovid-19の公衆衛生緊急事態宣言がさらに90日間延長され、今年の10月に終了することになったのは7月中旬のことです。
コモンウェルス・ヘルスケア・コーポレーションの最高経営責任者エスター・L・ムーニャ氏は、別のインタビューで、この緊急事態宣言によってPresumptive Medicaidも10月まで継続できるようになったと語っています。
Presumptive Medicaidは、CNMI Medicaid Programに適格な住民を登録するための迅速なプロセスです。
これにより、患者は申請が完全に処理されるのを待つ間、治療を受けることができます。
しかし、これはあくまで無保険者のためにメディケイドが提供する一時的な保障に過ぎません。
公衆衛生上の緊急事態が終了するか、暫定適用期間終了前にメディケイドの本申請がなされ、その申請に対して適格性の判断がなされた場合、どちらか早い方で終了します。
“Presumptive Eligibility “で分かったことは、保険へのアクセスを必要とする人々が大勢いることです。その数は膨大です。メディケイドの人口が増えたのです」とムーニャ氏は言います。
一方、CNMIの一部の議員は、緊急事態宣言は、Covid-19のパンデミックへの対応において、行政に「無制限の再プログラム化権」を与えるものであるとも彼女は述べました。