＜サイパン＞パラシオス副知事「仮処分命令の許可により、法の支配に対する信頼を再確認」
2022年8月15日、NMI地方裁判所ラモーナ・V・マングローニャ判事は、CNMI税関・生物安全保障局ホセ・C・マフナス局長が、デビッド DLG アタリグ財務局長、知事の首席補佐官ウィリアム M.カストロ氏、および CNMI政府に対して求めていた仮処分を認めました。差し止め命令は、マフナス局長を事実上復職させ、アタリグ局長が2022年7月21日に出したマフナス氏を商務局に配置転換する通達を発効させることを抑制するものでした。連邦裁判所はさらに、被告が財政局傘下の税関・生物安全保障局長としてのマフナス氏の雇用を妨害したり、不利な措置を取ったりしないよう命じました。
「マフナス局長は、他のCNMI公務員と同様に、憲法と法律に従い、強制や政治的影響から自由な仕事をする権利がありました。その権利を認めない高官が政権内にいることは残念だ」とアーノルド・パラシオス副知事は述べました。
「マフナス局長の米国連邦地裁への提訴の勇気に拍手を送りたい。さらに、仮処分を認めてくれたラモーナ・マングローニャ判事に感謝する」とパラシオス氏は述べました。「仮処分命令の付与は、誰もが法の支配下にあり、政府は国民のものであることを示しており、政治的見解のために強制された、または強制されている人々が法律の保護を求め、権利を得るのを奨励する必要があり、それに応じて立証したものです」
マフナス氏は7月下旬に、合衆国憲法とCNMI憲法の下での権利の侵害と、42 USC（米国連邦法）第1983条の規定に従って、検証済みの訴状を提出しました。マフナス氏はまた、CNMI法に違反する政治的強制を行ったとして、アタリグ氏とカストロ氏に対する判決を出すよう裁判所に求めました。
アーノルド・パラシオス副知事の出馬予定者であるサイパン市長のデビッド・M・アパタン氏は、「仮処分が認められたことで、法の支配に対する信頼を再確認することができました」と述べています。
パラシオス副知事とアパタン市長は、ともに公職に就く前に公務員として勤務していました。パラシオス氏は国土天然資源局の局長で、それ以前は魚類野生生物局の局長でした。アパタン氏は、財務局の調達・供給部門の責任者でした。
