<グアム>GPD:正面衝突事故で拘束されたドライバーは、複数の飲酒運転で逮捕歴あり
グアム警察は、先週、被告が自動車を運転して他の車両に正面衝突する前に、ビール6本入を飲んだことを認めたことで、同被告を自動車運転過失致死傷罪で起訴しました。
グアム高等法院に提出された判事の訴状には、警察官がバリガダのルート8沿いの末日聖徒イエス・キリスト教会付近の事故現場に到着したことが記されています。
そこで、警察官は、イライソ被告が、衝突で大きく損傷したポンティアックG5の運転手であることを確認しました。
イライソ被告は、車の後部のそばに立ち、トラックに寄りかかっていました。同巡査は、被告の目が充血して水っぽく、衣服が汚れていることを確認しました。同巡査は、被告に近づくと、被告が手と腕に怪我をしているのを確認しました。被告は医療援助を拒否し、『あいつがどこからともなくやってきた』と支離滅裂なことを口にし始めた」と訴状には書かれています。
警察は、イライソ被告の話し方は不明瞭で、息はアルコール臭がすると報告しました。彼は、ビールを飲んだことを認めたと言います。また、警察はイライソ被告が運転免許証を持っていないことも指摘しました。
警察の捜査の結果、イライソ被告はピックアップトラックに正面衝突していたことが判明しました。
「事故相手の1996年型トヨタ・タコマは、国道8号線の一番内側の車線を南下してLatter-day Saints(末日聖徒)教会に近づいていたところ、中央車線を逆走していた被告の車両が逆走車線に入り、トヨタに正面衝突した」と訴状には書かれてあります。
この事故でトラックの助手席の方が負傷し、病院に搬送されました。本誌掲載時点では、被害者の容態は不明です。
しかし警察は、イライソ被告が飲酒運転の疑いで逮捕されたのは今回が初めてではないことを明らかにしました。
「被告は過去に複数回、飲酒運転で逮捕されているようで、その中には現在解決しているCM 883-1 I(軽犯罪としての飲酒運転)とCF 306-13(第3級重罪としての傷害を伴う飲酒運転)が含まれている」と警察は述べています。
イライソ被告は、第三級重罪として人身傷害を伴う車両過失、軽軽犯罪として障害物付き無謀運転で起訴されました。
彼は矯正局に収監され、拘留されました。