<グアム>2回目の鑑定で斬首事件の公判が延期に
斬首事件の男の裁判が、2回目の心理鑑定がまだ行われていないために延期されました。
ドノバン・オルネラス被告は、来週、グアム高等裁判所で裁判を始める予定でしたが、彼の弁護士は、2回目の心理評価を確保するための時間を確保するために60日間の延期を要求しました。
オルネラス被告の弁護士、ウィリアム・ポール氏は、ある心理学者が、診断を行うことに「全面的に拒否」を示したと述べました。しかし、他の心理学者がスケジュールの都合や利益相反のために断ったのかどうか、彼はよくわかりませんでした。
アルベルト・トレンティノ(Alberto E. Tolentino)判事は、司検事総長室からの異議申し立てなしに、この延期を認めました。
Ornellas被告の次回の審理は11月29日に予定されています。
聖職者
審問が終わる前に、オルネラス被告はトレンティノ(Tolentino)判事に「聖職者に関する裁判所命令」について質問しました。
「聖職者と連絡を取るにはどうしたらいいのですか?」とOrnellas被告は尋ねました。
Tolentino判事は、Ornellas被告が神父と話すことを許可する命令にサインしたことを明らかにしました。
オルネラス被告はすでに矯正施設にいる聖職者に電話できるはずだとポール氏は答えました。
「意図的な行為」
オルネラス被告は、2021年1月にソンタ・リタ・スマイでアンドリュー・カストロ氏の首をナイフで切断した罪に問われています。彼は殺人容疑に対して精神疾患を理由に無罪を主張しました。
オルネラス被告が起訴された当時、検事総長補佐官ショーン・ブラウン氏は、オルネラス被告の容疑行為を”ひどい”、”意図的”と表現しています。
「被告が頭を切断したとき、当時被害者は車椅子で動けなかった」とブラウン氏は言いました。「それは偶然に行われたものではありません。意図的な行為でした」
オルネラス被告は警察に、カストロ氏のアパートで覚醒剤を使用し、カストロ氏が家族を危険にさらしたと言って、彼を殺さなければならないという気持ちになったとことを認めたと言われています。
「私は 彼の頭を体から切り離した。渡されたナイフを使いました。頭を黒いビニール袋に入れた」とオルネラス被告は警察への自白に書いている、と裁判記録は述べています。
捜査官はデデドのジャングルで燃えた車の中から被害者の頭部を発見したと裁判記録には記されています。