＜グアム＞NOAA 2022年の残りの期間、熱帯低気圧の活動は平年より低い見込み
グアムと北マリアナ諸島は、今年、台風がもたらす風雨の被害を免れる可能性が高いです。
グアムと北マリアナ諸島は、米国海洋大気庁の熱帯低気圧見通しで、2022年の残りの期間、平年より低い熱帯低気圧の活動が予想されると指摘されています。パラオ共和国、ミクロネシア連邦、マーシャル諸島共和国も、今年いっぱいは平年並みの活動が予想されます。
2022年末までのラニーニャ現象の継続により、平年並みの活動が予想されるとNOAAはメディア・アドバイザリーで発表しています。
この見通しは、秋までにラニーニャからエルニーニョ・南方振動・中立の状態に移行する可能性について述べた5月26日の見通しの更新として提供されるものです。コロンビア大学国際気候社会研究所（ニューヨーク州パリセーズ）と国立気象予報センターは、2022年末までラニーニャの状態が続くと予測している」とNOAAは勧告で述べています。
NOAAは、この見通しは、ミクロネシア全域で予測される熱帯低気圧の活動全般を示すものであり、これらのシステムのうちいくつが実際に上陸するかは示していないとしています。しかし、熱帯低気圧や台風が、特定の島やミクロネシアの島々に影響を与え、強風や豪雨、高潮や浸水などの周辺被害をもたらす可能性があることを示すものであるとNOAAは勧告で述べています。
