＜グアム＞聖職者の性的虐待請求者のほとんどが、教会の和解案に投票を提出
グアムの270人以上の聖職者性的虐待請求者のほとんどが、月曜日の締め切りまでに投票用紙を提出しましたが、3700万ドルから1億100万ドルの教会の和解提案を支持するか拒否するかの公式集計はまだなされていません。
この和解案は、アガナ大司教区が聖職者による性的暴行の生存者が率いる債権者委員会と共同で提出した破産終了計画の一部です。
生存者による計画支持の多数決がなければ、大司教区の3年前の破産訴訟は継続され、虐待請求者は補償を受けるまで長く待たねばならないでしょう。
月曜日の時点で少なくとも170枚の投票用紙が法廷に提出されています。100枚近くがDelia Lujan Wolff弁護士の事務所から、77枚がMichael Berman弁護士の事務所から法廷に提出されたものです。
バーマン弁護士のクライアントは全員、計画と和解を支持する票を投じましたが、ルハン・ウォルフ弁護士のクライアントがどのように票を投じたかはわかりません。ウォルフ氏によれば、他のクライアントが投票用紙を直接裁判所に送った可能性もあるとのことです。
投票用紙は、聖職者による性的暴行の生存者一人一人に、大司教区が虐待の補償として提示する内容に対して「イエス」または「ノー」と言う機会を与えるものです。
さらなる時間の延長を要請
ケビン・ファウラー弁護士は、月曜日、裁判所に対し、7人のクライアントの投票用紙と原本の署名入りのリリースを郵送で受け取ることができるよう、時間の延長を要請しました。
ファウラー弁護士によると、グアム在住のクライアントの投票用紙と原本の署名入りリリースは、提出できたが、島外に住む他のクライアントの同じ書類は、さらに数日かかるとのことです。
米国連邦地方裁判所のフランシス・ティディンコ・ゲートウッド主席判事は、火曜日、当事者に、ファウラー氏の「原署名入りの投票用紙とリリースを提出する時間を拡大する申し立て」に対する返答や異議を提出する期限を、水曜日午前8時までとしました。
他の法律事務所は、火曜日の午後5時の時点で、コメントの要請に応えていません。
もし、虐待を受けた生存者の多くが大司教区の計画を支持する票を投じたとしても、裁判官はそれを承認しなければなりません。確認審問は10月3日に始まります。
270人以上の男女が、子供の頃、グアムの神父や、ボーイスカウトなどカトリック教会に関連する人々から、レイプや性的虐待を受けたと主張しています。
