＜サイパン＞カジノ・コミッションは仲裁のための資金を必要としている
インペリアル・パシフィック・インターナショナルとコモンウェルス・カジノ委員会の間で裁判所が命じた仲裁には、CCCが持っていない資金がかかると、同委員長のエドワード・C・デレオン・ゲレロ氏は言っています。
同氏は、ラルフDLGトレス知事に資金提供を要請したと述べています。
先週、NMI地方裁判所ラモーナ・V・マングローニャ主席判事は、CCCとのカジノライセンス契約とカジノ開発業者の不可抗力防御に関する紛争について、IPIの仲裁を認める要請を承認しました。
木曜日の委員会での報告で、デレオン・ゲレロ氏は、IPIとCCCは、「残念ながら」、仲裁のコストを分担しなければならないと述べました。
彼は、委員会のアンドリュー・ヨム事務局長とともに知事に会い、仲裁費用の少なくとも半分をまかなうための財政援助を要請したと言います。
Deleon Guerrero氏は金額には言及しませんでしたが、委員会は執行部または非公開のセッションで議論する予定であると付け加えました。
Deleon Guerrero氏は、IPIとのカジノライセンス契約には、不可抗力の抗弁は、ゲーム関連の違反に関わる取り消し手続きには適用されないと明確に記載されていると指摘しました。
それでも、委員会は連邦裁判所の命令に従わなければならないと彼は付け加えました。
Deleon Guerrero氏は、非常に残念なのは、この仲裁が非拘束的であることだと述べています。
「拘束力のない仲裁は、時間とお金の無駄にしか見えない。なぜなら、誰が勝とうとも、相手はまだ裁判所に訴えることができるからだ」と彼は付け加えました。
「とはいえ、これは我々が受け入れ、従うべきプロセスであり、我々は連邦政府の命令に従う必要がある」とDeleon Guerrero氏は繰り返しました。
世界的なパンデミックにより2020年3月にカジノが閉鎖されたIPIは、現在、未払い規制料900万ドル以上、未払い年間独占カジノライセンス料4600万ドルの負債を抱えているとのことです。
規制料はカジノコミッションに支払われる一方、カジノライセンス料はCNMI政府の一般資金に回されます。
