<グアム>米国環境保護庁、造船所と合意に達する

アプラ港の廃棄物に対処する事業

米国環境保護庁とグアム造船所の間で、アプラ港を保護するために水質浄化法に基づく汚染物質排出要件を満たすための和解が成立したと、米連邦政府はニュースリリースで述べています。

グアム造船所はピティのカブラス島で船舶修理施設を運営しており、少なくとも2016年1月から船舶修理、メンテナンス、資材保管などの産業活動を行っていると、連邦機関はリリースで述べています。同施設は、水質浄化法の許可を通じて産業用雨水の排出を許可されています。

2019年、米国EPAはグアム造船所に対し、雨水排出の許可と汚染要件に関する命令を出しました。当事者は最終的に2年後に問題に関して和解に至ったと、同機関はリリースで述べています。

米国環境保護庁とグアム環境保護庁は今年、同施設を査察し、造船所の許可義務に対する新たな違反が見つかりました。

リリースによると、検査官は、同施設が敷地全体にがれき、ブラストグリット、塗料、油などの廃棄物を大量に蓄積しており、アプラ港に直接排出される可能性があることを確認しました。さらに、同施設は監視を行わず、EPAに必要な報告書を提出しませんでした。

その結果、米国環境保護庁は現在、グアム造船所に対して、流出物、ゴミ、廃棄物の除去、およびアプラ港への汚染物質の流出を防ぐための最善の管理方法を実施することを求めています。また、グアム造船所は、汚染物質を管理するための雨水汚染防止計画の更新、米国EPAへの監視報告書の提出、汚染の発生を防ぐための従業員研修の実施も義務付けられています。

米国環境保護庁(EPA)太平洋南西地域管理官Martha Guzmanは、「EPAは今後もサンゴ礁の生態系を直接汚染する施設に強制措置を集中させる」と述べています。「この和解により、工業用雨水による汚染がアプラハーバーとその重要な沿岸資源に影響を与えることを防ぐことができます」

https://www.postguam.com/news/local/us-epa-reaches-agreement-with-shipyard/article_92978708-51ba-11ed-911d-13294bc599c9.html

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