＜サイパン＞SOCAのための合同会議開催は不可能
下院と上院が同じ共同決議を採択しなかったため、共和党のラルフ・トレス知事のコモンウェルス演説（一般教書演説）を受けるための合同会議を開くことはできないと、上院の法律顧問アントワネット・ビラゴメス弁護士が月曜日の上院の審議で述べました。
共和党主導の上院は、午前8時からの議会で、賛成7票、棄権1票で上院共同決議22-13を採択し、民主党・無所属主導の下院は、午前9時からの下院議会で、15対5票で下院共同決議22-18を採択しました。
共和党のジュード・U・ホフシュナイダー上院議長が提出した上院の共同決議は、10月31日にケンジントンホテルで合同会議を開くという知事の要求を認めるもので、下院のラルフ・N・ユムル院内総務と同じく無所属のエドマンド S・ビラゴメス下院議長の共同決議は、12月1日に下院議会で合同会議を開くというものでした。
上院の点呼投票では、テレシータ・サントス上院議員が棄権し、同じロタ島の無所属議員ポール・A・マングローニャ氏は欠席しました。
サントス議員は、ズーム経由で出席し、S.J.R. 22-13の電子署名を正式に撤回しました。
下院では、共和党のエンジェル・デマパン（Angel A. Demapan）氏、ロイ・アダ（Roy Ada）氏、ジョセフ・リーパン・ゲレロ（Joseph Leepan T. Guerrero）氏、パトリック・サン・ニコラス（Patrick San Nicolas）議員と、無所属のジョセフ・フローレス（Joseph Flores）議員が反対し、議長および他の下院指導部は賛成しました。
合同会議開催不可
共和党のビクター・B・ホッコック上院議員から、上院と下院が同じ共同決議を採択しなかった場合はどうなるかと問われたアントワネット・ビラゴメス上院議員は、立法府は共同会議を開くことはできないが、知事の書面によるSOCAが憲法の要件に合致すると述べました。
彼女はCNMI憲法を引用し、「知事は、少なくとも年に一度、コモンウェルスの事務と、必要または望ましい新しい措置について議会に報告するものとする」と述べました。その報告書には、一般に認められた政府会計原則に従って作成された包括的年次財務報告書が含まれるものとする」とあります。
ホフシュナイダー上院議長側は、「マングローナ上院議員は、通常会議を中止し、代わりに特別会議を予定したホフシュナイダー議長の決定を批判することによって、関連性を持たせようとしている」と述べています。
彼はマングローニャ議員に、今後「このような行き詰まりがないように」SOCAの明確な日付を設定する法案を提出するように促しました。
知事は、金曜日、バラエティ紙に、10月31日にケンジントンでSOCAを交付すると語りました。
パブリックコメント
上院のパブリックコメントで、知事を批判していた退役軍人のファビアン・インダレシオ氏が退場させられ、緊張が走りました。
インダレシオ氏は特別会議を批判する発言をしましたが、ホフシュナイダー氏がそれを遮り、インダレシオ氏に会議の議事日程にある事柄についてコメントするように要求しました。インダレシオ氏が特別会議を批判し続けると、上院議長はジョン・サントス上院会場係に命じてインダレシオ氏を議場から退場させました。
インダレシオ氏によると、退場させられている間、ホッコック上院議員は彼に冒涜的な言葉を浴びせ、彼に襲いかかったとのことです。
インダレシオ氏は警察に通報し、駆けつけた警官に、ホッコック氏を正式に告訴すると伝えました。
