＜サイパン＞財務監査もなければ、SOCAもない
ジョン・ポール・サブラン議員は月曜日、共和党のラルフ・トレス知事が、CNMI財務監査報告書なしに正確な一般教書演説を行うことは「ありえない」と述べました。
12月1日に下院議会で知事のSOCAを受け取るための合同会議を呼びかける下院共同決議22-18の点呼投票に先立ち、サブラン氏は2020年度と2021年度のCNMI財務監査の遅れに懸念を表明しました。
同氏は、H.J.R.22-18を支持する理由として、「願わくば」デヴィッド・アタリグ（David DLG Atalig）財務局長の約束通り、CNMI財務監査がすでに確定している12月1日まで待つことは「理にかなって」いると語りました。
下院は15対5の投票でH.J.R.22-18を採択しました。共和党議員4名と共和党と共闘を組む無所属議員1名は反対票を投じました。知事を支持しない民主党と無所属議員は賛成に回りました。
アーノルド・パラシオス副知事とデビッド・M・アパタン・サイパン市長の無所属知事コンビを支持するサブラン氏は、知事は繰り返し立法府の機能を「無視」してきたと述べました。
「これらは非常に重要な監査であり、数カ月前に確定しているはずです。だから、もし我々がSOCAの日付について議論するつもりなら、12月1日に知事の演説を行うのがより公平で、知事が正確なSOCAを提供できるように、財務局が財務監査報告書を完成させる時間があると思う」とサブラン議員は言っています。
民主党の知事候補、ティナ・サブラン議員もこれに同意し、CNMI政府は2020年度の単一監査から2年遅れており、財務は昨年度の監査に着手していないと述べました。
彼女は、知事が重要な財務情報なしにSOCAを提供できるかどうか疑っています。
民主党のエドウィン・プロプス議員は、CNMI財務監査報告書は「我々全員が見る」ことが非常に重要であり、それは、コモンウェルスがアメリカ救済計画法の資金を使い果たした後に迫っている財政危機を国民が理解できるようにするためであると述べました。
無礼講
無所属のコリーナ・マゴフナ下院議員は、「自分は法を超越していると知事は思っており、国の法をまったく尊重していない」と述べました。彼女は、「知事は10月31日にスケジュールを変更するためだけに、10月21日にSOCA（または「彼がそれを何と呼ぼうが」）を配布すると発表すべきではなかったと述べました.
彼女は、知事がSOCAを再スケジュールし、自ら会場を指定したことは、「立法府と国民」に対して「本当に大きな無礼である」と言っています。
質問
デマパン下院少数党院内総務（共和党）は、法律案22-18の作成者であるラルフ・ユムル無所属院内総務に、知事のSOCA開催日を12月1日とする根拠を尋ねました。
ユムル氏によると、コモンウェルス選挙管理委員会は下院会議場と多目的センターの両方を使用する予定で、下院指導部は「SOCAにふさわしい会場であり、より一般市民が利用しやすいと強く信じている」が、両会場とも11月の選挙が終わるまで使用できないとしています。
ティナ・サブラン議員は、期日前投票開始の前日にSOCAを配布することは、「選挙イベントのように見える」と述べています。
彼女は、下院指導部が12月1日にSOCAを配布することを思いついたのは、選挙前に届けるという知事の計画が「明らかに不適切に見えるからだ」と言います。それは「納税者の金で政治をすること」であり、11時にSOCAを招集する動機は非常に明白であると彼女は付け加えました。
ティナ・サブラン議員は、「私は、通路の両側（上下院）のすべての同僚に、そのことに加担しないよう強く求めます」と述べました。もし、上院の指導部が加担したいのであれば、それは彼らの判断ですと彼女は付け加えました。
合同会議は開かれませんが、知事は、過去数年間行ってきたように、報告書を文書で提出することができると彼女は言いました。
知事は、10月31日にケンジントンホテルでSOCAを提出すると言っています。
