＜グアム＞モイラン氏、検事総長への復帰準備整う；カマチョ氏、まだ選挙戦を譲らず

ダグラス・モイラン氏は新任の検事総長として仕事に取り掛かる準備ができていまうすが、現職のリービン・カマチョ氏は2022年の総選挙の投票がまだ集計されていないため、まだ選挙戦の敗北を認めていません。

モイラン氏と現職のカマチョ検事総長の争いは、67の選挙区での集計を通じて、互いにリードを広げたり取り戻したりしながらも、わずかな差で拮抗していました。

水曜日の早朝に集計が終了した時点で、モイラン氏は46.26％の14,952票を獲得してトップとなり、カマチョ氏は77票少ない14,875票でした。

タムニンのカマチョ・アダ本部で結果を見守ったモイラン氏は、最終的な非公式結果が発表された後、グアム・デイリーポストの取材に応じ、勝利を確保できたことを喜び、支持者に感謝していると述べました。

2003年にグアムで初めて検事総長に選出されたモイラン氏は、「グアムを再び安全にしたい」と語り、犯罪に対して「最も厳しい」検事総長であることを公約に掲げて出馬しました。

モイラン氏はまた、「犯罪者に対するより良い訴追を提供し、人々の夜の安全を守る」という任務を果たすために、「司法省の問題点の分析」に着手するつもりであると述べました。

保留中の投票用紙

水曜日の午後、カマチョ氏はソーシャルメディアへの投稿で、「私は毅然している」と書いています。

彼はこの声明の中で、選挙戦での敗北を認めませんでしたが、今年の総選挙でまだ集計しなければならない保留中の投票用紙に言及した。

「暫定投票と不在者投票の集計が必要なため、結果は少なくとも2022年11月23日まで確定されない。また、（自動再集計の）可能性も非常に高い」とカマチョ氏は書き、その後に「結果にかかわらず、私は皆さんのために戦い続け、グアムの人々のために尽くすことを楽しみにしている」と付け加えました。

グアム選挙管理委員会事務局長のマリア・パンゲリナン氏によると、集計される保留票は、選挙当日の200枚の仮投票を含め、AG（検事総長）コンテストの勝率を上回る票数に相当するとのことです。

パンゲリナン氏は、すべての投票が実際に事前の集計で行われるわけではないことを明らかにしました。

投票所を間違えて来た有権者の仮投票はカウントされますが、GECに登録されていないなどの理由で無効とされた仮投票は破棄されます。また、不在者投票についても、選挙当日に在宅の人が投じた票も含めて、最終的に集計する必要があります。

書込み（投票用紙）の取り組み

選挙戦で弱者を自称するピーター・サントス氏は、予備選挙終了後、書込み出馬を表明し、「勝ちたかったが、検事選の書込み票が2,495票あったことから、選挙戦は成功だった」と語りました。

また、サントス氏は、検察庁の問題点を示し、モイラン氏にその解決に協力するために立候補したとのことです。

「私は、ダグ（モイラン）氏に連絡を取り、問題解決のために彼との対話に前向きであることを伝えました。なぜなら、私は単に検事総長になりたいからこの選挙に出たのではなく、問題を解決してほしいからこの選挙に出たのです」とサントス氏は言い、自分のキャンペーンは、独立投票者の心を動かすと感じた、検事総長事務所の状況に光を当てるために有益であったと述べました。

なお、サントス氏への書き込み票が何票あったかは明らかにされていません。

Moylan ready to return as AG; Camacho yet to concede race | News | postguam.com